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レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

MT車はAT車より安く買えるか?

絶滅寸前の「MT車」なぜAT車より安く買える? スポーツカーから軽トラまで!? 同じクルマでAT/MTの価格が異なる理由とは (msn.com)


 ということは、

スイフト 価格・グレード|スズキ (suzuki.co.jp)

 HYBRID MXはCVT、5MT何れも1922800円

MAZDA2|グレード・価格 - ディーゼル/ガソリンラインナップ|マツダ

 6速AT 2083400円 6速MT 2138400円
 (6MTを選ぶとルーフフィルム(ブラック)、グロスブラックのドアミラー、シャークフィンアンテナのメーカーオプション55000円が同時に装着される抱き合わせ商法)

のMT車は割高価格ということになります。

 MTの販売台数が少ないので、その分割高なのでしょう。各社の「MTを売ってやってる」という意思の表れかもしれません。

 ヤリスですとX、Gで74000円、Zで104000円、6MTの方が安くなっているのは良心的ですね。私がヤリスを選んだ判断に少しは影響しています。



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1966年125㏄マン島(60.725km×3周)(3)

  前述のようにビル・アイビーは2気筒のRA97に乗り優勝したのですが、プラクティスでは4気筒のRA31にも乗りました。下1枚目でRA97と異なるフェアリング形状、フェアリングから覗くシリンダーヘッドが前傾していることからRA31と分ります。


Bill Ivy (Yamaha) 1966 Ultra Lightweight TT For sale as Framed Prints, Photos, Wall Art and Photo Gifts (ttracepics.com)


 RA31はマン島TTの前のレース、アルスターGPのプラクティスで初登場しフィル・リードが乗りましたが、リードはレースではRA97を選択。アイビーはアルスターGPの前に行われたイギリス国内レースで転倒したため、アルスターGPを欠場。

 結局、RA31は1966年にレースで走ることはありませんでした。

RA31 (ganriki.net)




1966年125㏄マン島(60.725km×3周)(2)

の映像です。


(20+) Facebook



UK: ISLE OF MAN TOURIST TROPHY MOTOR CYCLING -- 125 AND 350 C.C. EVENTS. - British Pathé (britishpathe.com)

 このレースに出場したホンダ、スズキ、ヤマハのライダーは次の通り(数字はレース順位)

ホンダ ルイジ・タベリ8、ラルフ・ブライアンズ7、マイク・ヘイルウッド6
スズキ ヒュー・アンダーソン3、フランク・ぺリス5
ヤマハ フィル・リード2、ビル・アイビー1、マイク・ダフ4

 つまり8人出場し8人が完走という意味でも記録的なレースでした。ただ、タベリ、ブライアンズは2周目以降、マシン不調で大きく遅れてしまいました。霧のためスタートが遅れたことが影響したのか・・・

 この他に、デイブ・シモンズがトーハツに乗り11位入賞。そしてカワサキの藤井敏雄がプラクティス中の事故で死亡しました。
 1966-世界選手権レ-ス 本文-1 (iom1960.com)




1966年125㏄マン島(60.725km×3周)

レース中のビル・アイビーとヤマハRA97(125㏄水冷2気筒9段変速)。この撮影地点はジンジャーホールです。

 アイビーは2周目、3周目にオーバーザトン(平均時速100マイル突破)まで20秒という最速ラップ記録(2周とも同タイム)を出し優勝しましたが、アイビーから2分近く遅れ6位入賞したマイク・ヘイルウッド(ホンダRC149(5気筒8段変速))でも前年のフィル・リード(ヤマハ)の優勝タイム記録を上回るという記録破りのレースでした。


 下は2010年のジンジャーホール。30度程曲がる高速コーナーで、上写真のRA97のバンク角が小さいのはこのため。背景に写る観客はどんな気持ちでアイビーを見たのでしょうか?


 ところで上写真の左端を拡大するとスズキX-90が写っていますね。



RACERS Volume 70

 これは公開校正ではありません。

 68頁に、ホンダの宮腰氏によるRC165のコンロッド長の設定について


「1955年にF-1で活躍したメルセデスベンツW196Sのコンロッドレシオ3.8を参考にし~」

とあります。

 ところが「勝利のエンジン50選」(カール・ルドヴィクセン、二玄社2004)では、1955年のメルセデス・ベンツF-1エンジンのコンロッドレシオを4.0としています。

 また、F-1カーはW196R(エンジンはM196R)で、W196S(エンジンM196S)は3リッタースポーツカー(ルマン24時間レース等を走る)ですので、宮腰氏の言う「W196S」はF-1ではなくスポーツカーのはずです。

 各エンジンのボア×ストロークは
M196R 76×68.8 mm
M196S 78×78 mm

 69頁右上の図の説明に「~M196のエンジンは~2496㏄~先進的エンジンだった」とありますから、この図はM196Rということになります。

 しかし、図を拡大してみると

ボア(黄線)とストローク(赤線✖2)が同じに見えますので、本図のエンジンはM196Sのものと思われますし、同様に図ではコンロッドレシオ(白線/赤線)=3.8あたりに見えます。


 このようなことから、宮腰氏がF-1エンジンと思っていたコンロッドレシオはスポーツカーエンジンのものの可能性が高いと思われます。

 ところで、「先進的エンジン」とは他者の先駆けになるエンジンだと思いますが、他社が採用しないようなメカニズムのエンジンが先進的なエンジンなのでしょうか?





 

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