レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
http://bikers-station.com/
今月号はヤマハ250㏄2ストローク特集です。
1 62-63頁、ヤマハ250㏄V4気筒レーサーについて、今になっても
RD05 90度V
RD05A 70度V
と書いている時点で、アレです。RD05Aの真横からの写真を見て60度と気が付かないのですね。雑誌屋はこうでなくちゃ。
こちらを参照。http://jfrmc.ganriki.net/rd05/rd05honbun.htm
2 タイトルに「1967」とあり、このマシンが1967年型みたいに書いていますが、このマシンは1968年型です。1967年型とは車体が異なります。
こちらを参照。http://jfrmc.ganriki.net/rd05/rd05honbun2.htm
また、63頁で「1967年に製造され、1968年に~」とありますが、どういう意味なのでしょうか?
A 1967年に試作1号車が完成し、実戦用のマシンが1968年に製作された
B 1967年世界GPシーズン終了後、1967年末までに実戦用マシンが製作された
雑誌屋は試作車も実戦車も区別しませんから、よくわかりません。
3 63頁で、RDD05がすべて空冷型みたいに書いていますが、RD05は当初の目論見に反して、水冷型のみが実戦で走りました。空冷型は1965年イタリア、日本のプラクティスのみに姿を見せただけ。
4 「機械式タコメーター」とありますが、単純にケーブルで駆動するタコメーターではありません。また「ワイアの取り出しは、上に書いたプライマリーシャフトの中央部から」とありますが、写真8ではギアボックス部上側の水ポンプ近くに見えます。
5 「レッドゾーン17000~18000から上」とありますが、そんなに回す訳はない。
タコメーターの写真で14000あたりも赤くなっている。このタコメーターは125㏄用と250㏄用の兼用と思われます。
TZの記事についてもいろいろとありますが・・・・どうしようか。