レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
の記事を書いてから21年になりますが、こちら
青に聞け!!: スズキの50ccGPマシン用3気筒エンジンの写真が・・・ (aonikike.blogspot.com)
にRP68エンジンのきれいな写真があることがわかりました。故伊藤光夫(光男ではありません)さんが保有していたというエンジン、今はどこにあるのでしょうか?
記事を書かれた青池さん、私がバイクに興味を持った頃はモーターサイクリスト誌の編集部員で、特にトライアル関係の記事が印象深かった記憶です。青池さんは1973年の終わりか1974年の初めに内外出版に行ったのですが、ヤングマシン誌よりオートメカニック誌での印象が強かったですね。
記事に書かれれている「いわた厳」ですが、「いわたげん」だと思います。本名は神田頼樹ですが、既に亡くなられています。
ところで、RP68はある程度知られていますが、RP66はほとんど知られていないですね。青池さんの記事ではRP68が1967年日本GPのプラクティスを走ったかのように読み取れますが、実際に走ったのはRP66です。
ホンダ、「電動推進機プロトタイプ」説明会 本田宗一郎氏の「水上を走るもの、水を汚すべからず」の考えを基に開発 (msn.com)
「電動4kW」となっていますが、性能曲線を見ると、4000rpm時のトルクは10.2Nm程度ですね。
10.2Nm、4000rpmの出力は4.3kWなのですが・・・
また、「エンジン 9.9馬力(7.4kW)」とあります。
7.4kWはメートル法馬力ですと10.06≒10.1馬力ですね。
ヤード・ポンド法馬力ですと9.92≒9.9馬力です。
ホンダのウェブサイトでは7.3kW(9.9PS)です。
9.9馬力(BF9.9)|製品一覧|船外機|Honda公式サイト
発電所でCO2を排出していても「CO2排出ゼロ」、「カーボンニュートラルへの貢献」を謳うレベルの資料ですから、こんなものでしょうか。
ところで、「トーハツがギアケースやプロペラのあるロアーユニットなどのフレーム領域を担当」とあります。ホンダもマリンエンジンを販売しているのに、この領域でトーハツと組むのはホンダのマリンエンジンのこの領域はホンダ製でないのかもしれません。
それにしても、1950年代にホンダと二輪車シェアを争い、1964年に会社更生法の適用を受け二輪事業から撤退したトーハツが、ホンダとマリン事業で協業するとは歴史を感じます。
トーハツレーサーについてはこちら。
トーハツ (ganriki.net)