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豪雨と合流式下水道



(7) えびすい・Webのマーケ、制作、集客、ライティング、デザイン(ポップ、チラシ、ポスター)をする人。 on X: "露呈しましたね。 科学や算数が苦手なこと。 ほんと、この人のもとで人が死ぬよ。杉並区民、しっかりしろ。 ↓ 「お風呂のお湯を抜かない、洗濯機を回さない」は、完全に無意味とは言わない。 ただし、豪雨時の下水負荷の主役は家庭排水ではなく雨水。 風呂の湯は約200L。" / X


 
コメントにある

お風呂や洗濯機の排水は、下水道を通って下水処理場へ向かう。一方雨水は、道路の側溝や雨水ますに集められた後、専用の雨水管を通って直接河川や海へと排出される。「お風呂のお湯を抜かない、洗濯機を回さない、洗い物をするときは節水をする」事には、何の意味もない。

ですが、1973年頃までに下水道が整備された「合流式下水道」で、汚水と雨水が同じ管渠を通って下水処理場に流れます。杉並区は全域合流式ですので※、この指摘は的外れです。

23区の公共下水道の普及状況|身近な情報|東京都下水道局

 1973年頃までに下水道が整備された地域といえば都市部に限られます。そして、このような豪雨時の風呂等の放流抑制要請は、杉並区に限らず全国の多くの自治体で行われています。

 さて、えびすいさんの記事では、50mm/時の降雨による杉並区の降雨量(17憶L)と風呂一杯の水量(200L)が示されています。
 杉並区の世帯数33万として、その約1割、3万世帯が200Lの風呂水をその時間帯に流すとすると、3万×200=600万Lです。これは雨水量の100×600万/17億=0.35%です。このため、えびすいさんは「杉並区長は科学や数学が苦手」と評しているのでしょう。


 しかし、風呂の量と比べるべき量は17憶Lではありません。
 杉並区の下水道の雨水・汚水の貯留・放流能力が17憶L/時なら、雨水は排除され、汚水※がどれだけ流入するかの問題になるのです。

 つまり、風呂の量と比べるべき量は「降雨量+汚水量-貯留・放流能力」です。
 付け加えるなら、これらの量はあくまで区内平均値であって、区内であっても降雨量、汚水量、貯留・放流能力が均等ではないので、風呂水量削減の効果も均等ではありません。


※杉並区の人口を58万人、1人当たりの汚水量を300L/日とすると、杉並区全体の時間平均汚水量は

58万×300/24=725万L/時


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