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JFRMCブログ

レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

0W17(OW17)エンジン+TZ250車体 がオークションに出品

http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w120830689
出品されています。

ただ、エンジンは0W17ではなくTZ250そのものに見えます。
0W17、0W16(350㏄)は、「市販レーサーをベースにして造られたファクトリーマシン」(RACERS Volume30)とされることが多いのですが、TZ250/350とは別のマシンで、エンジンの外観も明らかに異なります。

また、出品エンジン番号は 0W17-0001 ですが、1973年型の0W17のエンジン番号は例えば

0W16-E-307という形だったはずです。

 307は「73年型の07号機」の意です。打刻が0W17ではなく0W16の理由ですが・・・

・0W××は、機種記号というだけでなく「プロジェクト記号」でもある。予算もこの記号下に管理される。例えば0W19(700㏄)と0W20(500㏄)は一体の「0W19」計画だったため、0W20の打刻は0W19だった。
・0W17と0W16(350㏄)は一体の計画だったと思われるので、0W17の打刻も0W16と思われる。

 これらのことから、出品のエンジンは0W17ではない可能性が高いと思われます。

 ただ、1973年~75年当時、

・0W16計画の一環として、TZ250エンジンにヤマハが手を加え、特定のライダーに供給した
・そのエンジンが0W17と打刻された

可能性がないとはいえません。
 
 このマシン(エンジン)の経歴や内部パーツを確認し真偽を判断する必要があると思います。

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世界グランプリがいちばん熱かった時代(2)

公開公正しました。
http://jfrmc.ganriki.net/zakkan/kousei/kousei21.htm

値段が値段だけに、まあこんなものか。まあ、間違いが多いのは覚悟していますが・・・

RACERS(三栄書房)で感心するのは写真説明の間違い(レース名等)が少ないこと。どなたが担当しているのか知りませんが、いい仕事しています。


世界グランプリがいちばん熱かった時代

http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AA%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%B0%E3%82%93%E7%86%B1%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%99%82%E4%BB%A3-RIDERS-CLUB%E5%88%A5%E5%86%8A/dp/4777935523/ref=pd_sim_b_3?ie=UTF8&refRID=0H6RG3B0QSC78MB6SNKX

購入しました。基本的に新刊書は本屋で購入します。本屋が無くなったら困りますから。

中身は、
・木引繁雄カメラマンの写真集
・1983年のホンダ、ヤマハ、スズキのファクトリー500の試乗記(かつてライダースクラブに掲載された記事)

です。初めて見る写真も少なくないので、迷わず購入。お値段もお買い得です。

ただ、文章を読むのはつらいですね。新しい記述はありません。
 また、42-43頁のような接戦の写真を2頁に跨らせると興奮が削がれてしまいます。そして、例によって写真説明の誤りが結構あります。

例えば、12-13頁の写真は「AUSTRIA」となっていますが、この風景がオーストリアに見えますか?

幸い14頁にオランダGPの写真があるので、12-13頁がオランダGPであることがすぐ分ります。
12頁右下の青いジャケットの観客2人が14頁下写真の左端に写っています。

他にもレース名がおかしなものが多くありますので「公開公正」で取り上げる予定です。



韓国

先日、仕事で韓国に行ってきました。
距離が近い国だけに仕事だけの遠征で、韓国に滞在した時間は24時間もありません。
そんなわけで撮影した写真も現地の空港だけです。




利用したのは2枚目と同じ大韓航空です。

往路は気流が悪く激しく揺れ、時間切れで軽食が出なくなるのではないかと思うくらいでした。

帰路はそんなことはありませんでしたが、日本の空港に着陸する時、「ガツン」というショックを感じました。「ガスン」や「ドスン」は今までも感じたことがありますが・・・
 アシアナ航空の事件といい、ちょっと怖いですね。

RACERS SPECIAL ISSUE 2015

'89 WGP 500 特集です。42頁に「本誌ではVol.3において、'88年の第6戦西ドイツGPまで使用された下側チャンバー2本が左右降り出しのモデルがXR73で、第7戦オーストリアGPから登場した右2本出しのモデルがXR74と紹介していたが、今回の取材で真実はそうではなかったことが明らかになった。実はXR73は実車になることなく開発中止となったマシンだったのである」

 Volume3での誤りはなぜ生じたのでしょうか?Volume3でもスズキ関係者に取材したはずなのに。スズキから提供されたこのような表


から勝手に1988年型第6戦以前がXR73、第7戦以降がXR74と勘違いし関係者に確認しなかったとしか思えません。

この記事を信用し、
http://www.geocities.jp/noda_keni/s/xr72/XR72.htm (修正済み)
の記事を書いたことを反省します。

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