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JFRMCブログ

レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

日産の2人乗り電気自動車

夏に香川県の島々で開催されている瀬戸内国際芸術祭に行ってきました。というか、妻による瀬戸内海観光の付添です。
で、写真の日産の2人乗り電気自動車が走っていました。
   
これは充電スタンドで充電中の図です。
   
ドアはありますが、窓はありません。後席のシートは(触ったわけではありませんが)あまり柔らかくはないようです。

こういう事業のようですね。
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2013/20130710_01/

この車の仕様はこちら。
http://www.nissan-zeroemission.com/JP/NNMC/specs.html

この車が走っていた豊島(てしま)のように移動距離が10~20kmでちょこまか走り回るのは電気でいいのですが、郊外でしたら250㏄程度のガソリンエンジン仕様が欲しいですね。まあ、個人で所有するとなると・・・今はバイクがあるからいいですが、バイクに乗れなくなったら、こんな乗り物もおもしろいかもしれません。
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市民のための環境学ガイド

「市民のための環境学ガイド」の中の

「新型HV車 続々と発表」
http://www.yasuienv.net/HVTrend.htm

に次の記述があります。
「なぜなら、リーフの電費は、114Wh/kmとされている。ガソリン的な表現にすれば、8.77km/kWhである。これに24kWhを掛けた値が、210kmになって、カタログ上はなぜか228kmになっている。」

 赤字の理由はカタログをみれはすぐ分るはずです。114Wh//kmは「交流電流消費率」、228kmは「一充電走行距離」です。交流電流蓄電池充電モーター(走行)の流れで、交流電流消費率は赤矢印、一充電走行距離は青矢印に関係する数値です。

 つまり114Wh/kmは、充電ロス等が含まれた数字であるのに対し、228kmは、充電ロスは含まれません。後者の数値が大きくなるのは当然です。

 
 
 この記事を書いた安井氏は、「交流電流消費率」の意味が分からなかったのでしょうか。まさか、交流と直流の区別がついていないなんていうことはないと思いますが。











福知山の火災事故

遅くなりましたが・・・事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご入院中の方々のご無事を願っています。

 事故原因については捜査中ということですが、ガソリンによる火災事故に間違いないようです。

 
 私の通っていた小学校のストーブはコークス燃料でしたし、何年生からかは忘れましたが、ストーブ当番が朝にストーブに着火していました。また、家の風呂が石炭炊きだった頃があったので、石炭の燃え方も知っていました。灯油はストーブで使用していたのと、時々、庭でゴミを燃やすのに使っていました。

 ガソリンを扱い出したのはバイクに乗り出してからですね。もちろん、引火性の危険は本や雑誌で知っていただけです。体験していたら怖いですが。

 でも、世の中ではガソリンの怖さを知らない人が大半です。「ガソリンと火薬のどちらが危険ですか?」という問いに大半の人が「火薬」と答えるでしょう。また、「(震災時に)ガソリンをプールで貯めたら」と提案した民主党議員もいました。

 こんなことは中学校までに知っておくべきことだと思います。



レーシングマシンの出力

こちら
http://jfrmc.ganriki.net/zatu/yzr-m1-3/yzr-m1-3.htm
で「出力は条件により変動する。例えば気温が20℃から25℃に上がれば、単純に考えて出力は(273+20)/(273+25)=0.983倍になるし、気圧、湿度も大きく影響する。気温等による補正式はあるが、補正式は補正式でしかない。さらにエンジンそのものの個体差を考慮しなければならない。また、出力をクランクシャフトからタイヤ接地面に至る経路のどの箇所で計測した値なのか示されていないことが多い。特にあるメーカーのレーサーの出力を他メーカーのレーサーと比較する際はこれらのことに注意が必要である。」

そして、こちら
http://jfrmc.ganriki.net/zatu/yzr-m1-power/yzr-m1-power.htm
で「公表される出力はクランクシャフト、変速機出力側、後車軸、タイヤのいずれで測定したものなのだろうか?それが明示されないと、複数のエンジンの出力を比較したり、出力から何かを計算しようとすると非常に困る。出力が「○馬力だからスゴイ」というための文学用語ならどうでもいいのだろうが。本頁では変速機出力側と仮定している。」

と書いていましたが、RACERS ブログによると、HRCでの測定は、変速機出力側だそうです。
http://racers.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/hrc-b200.html

そもそも何のためにレーシングエンジンの出力を測定するかといえば、「出力が性能の指標の(大きな)一つである」ためです。
 上で書いたように、出力が様々な要因で変動するのですが、後車軸やタイヤで測定するとなると、その変動要因が、変速機出力側測定より多くなり、異なるエンジン、異なる仕様の出力を比較することが、より難しくなります。そして、エンジンと変速機が一体のユニット・コンストラクションではクランクシャフトで出力測定することは困難です。
 ですから、二輪レーシングエンジンの出力測定を変速機出力側で行うのは当然だと思います。

漫画家の記事(3)

バイカーズステーション誌に限らず毎月購入しているバイク雑誌はありません。気になる記事があるときだけ購入するだけです。バイカーズステーション2013-3号も購入していました。

で、えのあきら氏の記事ですが、1963年のモト・モリーニ250㏄単気筒レーサーが取り上げられています。

「もしフランスGPが中止にならなかったら...もし最終戦がヨーロッパから遠く離れた地で初開催された日本GPでなければ、タイトルはモト・モリーニの手中になった可能性が大きかったと思います」

 1963年の250㏄クラスは全11戦の予定でしたが、フランスGP250㏄クラスは250㏄直前の雷雨で中止され、全10戦になりました。
 
 えの氏が「フランスGPが中止にならなかったら」と書いているのは、フランスGPのコース(クレルモンフェラン)がコ-ナーが多く、モリーニに優利と考えたからなのでしょう。しかし、モリーニが4勝したコースのうち、ホッケンハイム(ドイツ)、モンツァ(イタリア)は高速コースとして知られており、低速コース=モリーニ優位というわけではありません。

 実はフランスGP中止云々より大事なことは、「モリーニは1963年のマン島、東ドイツの2戦を欠場しており、このことがタイトル争いに大きく影響した」ことです。
 欠場の理由は、資金的な問題とも旅券の問題ともいわれています。

 えの氏はこのことを知らなかったものと思われます。


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