レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
外観では毛利良一選手のTZ750(D型~F型)と思われます。毛利さんは1977年から1980年シーズン序盤までTZ750に乗った後、1980年中盤にTZ500に乗り換えました。
動画の中にフレーム番号409-00001が写っています。ただ、下の理由から、これは本来のフレーム番号ではなく後から打刻されたものである可能性があります。
〇この頃のヤマハ市販レーサーのフレーム番号のハイフン以下は6桁なのに、このマシンは5桁。
〇この頃のヤマハ市販レーサーのフレーム番号はステアリングヘッドに打刻されていたはずだが、このマシンはバックボーン部に打刻されている。
〇1977年型以降のTZ750(D型~F型、モノクロスサスペンション)は「200101」が1号車のはず。
〇「00001」が「000001」の打ち間違いだとしても、このマシンは1974年型のプロトタイプになってしまう。
括弧内は設計社です。ハー40、140はダイムラーベンツDB601のライセンス生産です。
ハ-13甲 400台 (東京瓦斯電気工業)
ハ-25 1708台 (中島飛行機)
ハ-40 3315台
ハ-140 199台
ハ-115-1 3714台 (中島飛行機)
ハ-115-2 1797台 (中島飛行機)
計 11133台
出典は「明石工場50年史」(川崎重工業株式会社明石工場 1990.10.15)。
ハ-25、115は一式戦闘機のエンジンとしても有名ですが、川崎が生産した飛行機では
一式貨物輸送機(明石)
99式双発軽爆撃機(岐阜?)
にこれらのエンジンが装着されましたので、川崎生産エンジンの多くは自社生産飛行機用だと思われますが、この2機(飛行機)の生産数からすると他社の飛行機に装着されたエンジンもあるのでしょうか?
に行ってきました。四輪中心で、これはフェラーリ・ディーノ206S。
かつてはポルシェ910も展示されていましたが、今はありません。
で、私の目当ては1976年型RCB1000。
フレーム番号RCB750F-1402です。数年前に息子がこの博物館に行ったのでフレーム番号は知っていましたが、48年前のレーシングマシンを実際に見られてよかったです。
ウエブサイトはこちら。
四国自動車博物館【公式ホームページ】|ラブモタ!高知 (vistanet.co.jp)