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JFRMCブログ

レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

カーボンニュートラル燃料(2)

カーボンニュートラル燃料 (ganriki.net)

の末尾に次の記事を追加しました。

参考
 下はJSB1000クラスカーボンニュートラル燃料導入記者会見 (25分30秒)から切り出したものだが、右端のCO2排出量に誤りがあるとすぐ分る。40kL:86tCO2を5倍すると200kL:430tCO2になるはずなのに、464tCO2となっている。40kLのCO2排出量は92.9tC02の誤り。計算式は40×34.6×0.0183×44/12=92.8664。
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elf MOTO R40 FIM

  RACERS Volume 73によると、2024年鈴鹿8時間耐久でTEAM SUZUKI CN CHALLENGEが使用した燃料は「elfのMOTOR40 FIM」ですが、「MOTO R40 FIM」の誤りです。

MOTO R40 FIM | Elf Japan (elf-lub.jp) 

からすると、

RON 100.6
MON 87.9

密度 0.733g/cm3
E100℃ 69%
酸素分 3.69%
エタノール 0%
バイオ由来コンパウンド含有率 40%


 E100℃ 69%からすると、この温度前後での分留性状は、JSB1000のカーボンニュートラル燃料よりは市販プレミアムガソリンに近いようです。

 酸素分3.69%はJIS K2202の1号(E)ガソリンの含有率基準3.7%ぎりぎりの数字です。この酸素が全てETBEとすると、ETBEの含有率は23.5%(質量分率)、23.4%(体積分率)あたりです。
 
 






カーボンニュートラル燃料

カーボンニュートラル燃料 (ganriki.net)

を公開しました。

JFRMCブログ 燃料の酸素含有量 (tou3.com) を書いた後で書きだしたものです。


 これはカーボンニュートラル燃料導入に関するMFJの記者会見の模様です。



 MFJが「JISに即した燃料であれば問題ない」という認識だったことがよくわかります。





燃料の酸素含有量

市販ハイオクガソリンとレーシングガソリンの差は? チューニングエンジンでレーシングガソリンを試す!!|Motor-Fan[モーターファン]


「それに加えてこの「PERFO 105」は「酸素含有量」がかなり高く設定されているのも大きな特徴。エンジンの燃焼というのは、どれだけ燃料と酸素を詰め込めるかで出力が決まるが、取り込める空気の量はエンジンによって一定なので、燃料を多く入れたくても限界がある。そこで、燃料に酸素をあらかじめ溶け込ませることで、より多くの酸素と燃料が詰め込め、出力アップに貢献するというわけだ。」

 液体燃料にO2が溶けているとする専門誌です。素人にわかりやすい理屈は誤っている、の見本ですね。


 エルフのレース用ガソリン(エンジン用燃料)についてはこちら。
レース用ガソリン | Elf Japan (elf-lub.jp)

 「きわめて高い酸素含有量」→「潜在気化熱の効果により、燃焼前の混合気を冷却します。自然過給効果が得られます。」(潜在は潜熱の誤り)

 としています。一般にアルコール類、エーテル類は、その酸素原子が結合する炭素鎖の炭素数と同じ炭化水素より気化熱が大きくなります。このため、アルコール類、エーテル類を含む燃料は炭化水素のみの燃料より気化熱が大きく、混合気の温度も低下し、混合気の密度が上がります。
 エルフのいう「自然過給効果」はこのことを指しています。

 
 

昔の鈴鹿サーキット

昔の鈴鹿 (ganriki.net)

を公開しました。昔、私が撮った出来の悪い写真ですが、ご覧ください。

 昔は毎年鈴鹿に行っていましたし、鈴鹿サーキットの大部分の観戦席は行ったことがありますが、最近はご無沙汰です。
 一度、平日に歩いてよく見てみたいと思います。長距離歩けるうちに。

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