レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
1973年当時、ホンダの125㏄ロードモデルは2機種あり、単気筒:CB125S、2気筒:CB125JXです。このCB125Sのレース用キットがホンダRSCから発売されました。
当時の雑誌記事では出力20.8PS/12000rpmとされていましたが、これは変速機出力軸の出力です。
こちらはパーツリストに記載された性能表です。
CS90・CB90レーサー RSC CB125Sレーサー性能表 (fc2.com)
手書きで「TRANSMISSION - OUTPUT」と書かれています。
日本語で書かれたパーツリストもあるようです。1分55秒から。
125㏄単気筒で20.8PSですから500㏄4気筒で83.2PS、1967年の2RC181の出力とほぼ同じになります。
しかも、2RC181はDOHC4バルブなのに、CB125S・RSCは市販車ベースのSOHC2バルブです。6年間の進歩があるにしても、これをどのように考えたらよいのでしょうか?
・・・・・・・・
1975年にモデルチェンジして、単気筒:CB125JX、2気筒:CB125Tになるので、ホンダのウェブサイトでも間違えることがあります。
「1973年には、2ストロークエンジン主流の状況の中、4ストロークエンジンの公道用市販車CB125JXベースのマシンで角谷新二が全日本選手権125ccクラスのチャンピオンを獲得している。」
Honda | 夢を背負ったマシンRS125Rの軌跡 PR