技術的な頁については後々書くとして、現段階では・・・
69頁最下行
※4 λ=1/r の分子が「いち」なのか「エル」なのかはっきりしませんが、
λ=ℓ/r(ラムダ イコール アール ぶんの エル)
です。コンロッド長/クランク半径 です。
71頁の出力記述と86-87頁諸元表を対比するとかなり違いますね。
RC164 45.6/13500 →45.6/14000
2RC165 54.3/17500 → 記載なし(左記出力はRC165のもの)
3RC165、RC166 56.8/18500 → (RC166のみ)56.8/17500
RC166B 59.2/18400 → 59.2/18500
エンジンの出力は個体差がありますし、同一個体ですら(補正式があっても)気象条件等によってばらつきます。
ただ、上の食い違いは単にライター氏のミスのような気がします。
また、86-87頁の諸元表、いろいろおかしな数値があります。例えばレースに出なかったRC140が
最大トルク発生回転数>最高出力発生回転数
になっており、最高出力も18PSと、よく知られた(86-87頁に記載はないが)RC142の最高出力17.3PSを上回っています。
また、500㏄のRC181、2RC181とすべきところがRC180(1965年製作の450㏄)、RC181になっています。
また、マシンによっては
最大トルク時の出力>最高出力
になっています。
このあたりはもっと整理します。
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