レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
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RD05A YAMAHA (ganriki.net) その2で
「相変わらず「RD05は90度VでRD05Aは70度V」とする記事もある。元記事はバイカーズステーション誌掲載記事。「RD05を基に、シリンダー挟み角を90度から70度に縮小するとともに水冷化したエンジン」とあるが、記事中のRD05Aエンジン真横の写真を見ればV角が70度ではないことに気が付きそうなものだ」
と書いていました。
分りやすくするため、リンク先の記事の写真を白黒化してシリンダーの中心線(黄線)を加筆した写真を追加しました。この写真です。
黄線がなくてもV角が60度あたりだということがわかると思います。
この「RD05:90度、RD05A:70度」は1973年12日発刊された「日本のレーシングモーターサイクルの歴史」(八重洲出版)の記事が始まりではないかと思います。
一方、オートバイ誌1974-6号(おそらく1974年5月1日発売)では1967年型RA31(125㏄V型4気筒)のV角について「対向角80°の2ストロークV型4気筒のエンジンレイアウト~RD05Aと変わるところはない」とあり、RD05AのV角を80度としています。同誌該当頁の紙質はあまりよくなく、掲載写真もあまりいいものではなありませんが、その写真をよく見れば80度より小さいことはわかりますが。
このように、1973~1974年頃、「RD05:90度、RD05A:70度」と「RD05A:80度」の2説があり、どちらも誤りなのですが、前者がしぶとく生き残ったのは「RD05:90度、RD05A:70度」の本家:八重洲出版が発行する別冊モーターサイクリスト誌と関係者による「貢献」が大であると思います。
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