レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
で、検索してもほとんど記事が出てきませんね。
「輪乗り」は、かつて鈴鹿サーキットでの二輪レースでのウォームアップの方法です。ホームストレートの中央部分500m程度の区間を使用するのですが、その両端のコース幅中央にポールを立てて、ライダー+マシンが直線を走り、ポールで折り返して回るのです。
ゆっくりウォームアップしながら走ったり、加速して減速したり、あるいはコースの端(幅方向)に停車してエンジンウォームアップ(調整)に徹したり・・・
これが危険だという声が出たのと、他のサーキットではやっていない、海外でも例が少ないということで、行われなくなった記憶です。外国のライダーのエントリーが多くなったころと記憶しています。1981年ごろでしょうか?
で、
を見ていると、かつてのマン島TTレースでも輪乗りをしていますね。1分40秒辺りから。コース幅が狭いので折り返しに苦労しています。
当時、ヨーロッパの他のGPではどうだったのかわかりませんが、公道サーキットが多く、十分な施設がないことが多かったでしょうから、マン島以外でも輪乗りをしていたかもしれません。
ですから、1962年に開業した鈴鹿で輪乗りが行われていたのは不思議ではないと思います。
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