レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
日産が注意を呼びかけた
https://twitter.com/NissanJP/status/560096176775524352
のリツイート
太田 政克 @nosshy99
@NissanJP 僕もRJCカーオブザイヤーの選考する人間なので記事を見て「スゴイ技術が導入されたのか?」とビックリしましたが、「なるほど」と理解ができました。
RJCカーオブザイヤーの権威は素晴らしいですね。元の間違い記事を読んで、「スゴイ技術」と勘違いできる方でないと選考委員になれないようです。
http://vitz1f.ninja-x.jp/index.htm
購入した新車は、再びVITZ 1.0Fです。芸がないなあと思いつつも、また、同じ名前の同じグレードです。
この車のエンジンはダイハツ製3気筒なのですが、世界初の自動車用3気筒をどこが製作したかは知りませんが、注目されるようになったのは、ダイハツ・シャレード(1977発売)でしょう。
当時、トヨタ・スターレット(FR)を生産していたダイハツがFF車を自主開発したのですが、スターレットより若干小さいサイズを(トヨタに遠慮して)を選択。すると、エンジン横置FFなので、エンジンルームの幅がスターレットより広くなり、タイヤの切れ角が確保できず、スターレットより旋回半径が大きくなってしまいました。
技術陣はタイヤサイズを小さくすることを検討。当時、軽自動車は10インチタイヤで、スターレットは12インチタイヤでしたが、中間の11インチは規格になく、某タイヤメーカーに検討を依頼すると、とんでもない数のタイヤを購入することが条件、ということで11インチはあきらめ。(軽自動車よりは上のクラス、ということで10インチは選択の余地なし)
と、エンジン陣から「3気筒にしてエンジン幅を小さくしたらどうだ」という提案。エンジン陣では過去に3気筒の研究を行っており、3気筒バイク・BSA750を購入、これも参考にし、3気筒の振動特性を把握していたのです。そして3気筒の採用が決まりました。
そんなわけで、事実上、日本が発祥の地ともいえる「3気筒」は、私にとって魅力の一つです。変わり者ですね。
写真は旧型のままですが、おいおい新型に変更します。