レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
別館のRC211V
http://www.geocities.jp/noda_keni/h/rc211v/rc211v02.htm
ですが、フレーム番号が分らなかったために公開していなかったマシンについて、フレーム番号が判明しましたので、画像等追加しました。
フレーム番号に、S、T、W、X、Zというアルファベットがありますが、これは年式を表します。
S:2002
T:2003
W:2004
X:2005
Z:2006
標題の本を入手しました。
ビル・アイビーの伝記としては、NO TIME TO LOSE by Alan Peck (1972)があり、1997年に再出版されています(今でも入手可能)。
今回の新刊はMick Walkerの手になるものです。この本で価値があるのは、世界GP以外でのアイビーの戦績が掲載されていることです。世界GPでの戦績でしたら(特に1965-1968なら)知っていますが、世界GP以外となるとなかなか日本の雑誌等では分りません。世界GPの戦績と比べながらチェックすると興味深いと思います。
また、Peckの書と比べ写真が多いのも(英語に疎い私には)利点です。
ただ、Mick Walkerの書いた本らしく、写真説明の間違い等々があります。例えば
・P160の”The brand new RD05 two-fifty V4 which Yamaha debuted at the Dutch in late June 1965; although it was not raced" とある写真は1965年イタリアGPのものです。
・P161の" The revised V4 at assen a year later" とあるのは、アッセン(オランダ)ではなく東ドイツGPです。
また、187頁の写真には"The new 125 four, pictured at the Japanese GP in October 1965."とあります。
確かにこの部分だけ見ると125ccと見間違えてしまうかもしれませんが、これは250ccマシンです。
次の写真と比べてみれば、同じ状況で撮影された同じマシンであることがわかります。
http://noda-kenichi.hp.infoseek.co.jp/rd05/rd05honbun.htm の最下段の画像です。