レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
メリージェーン on Twitter: "この動画を観た感想が「暴力性高そう」なのが悲しいね プロのテニスプレイヤーは1試合1試合の重みが違うし、個人競技で流れが掴めない時のストレスは本当にキツいと思う 短い時間で気持ちをリセットするにはラケット破壊or叫ぶくらいしか無いんじゃないかな" / Twitter
という意見もありますが、私は下の意見と同じです。
naga on Twitter: "プロの人だったらラケットとかスポンサーに付いてくれてる場合あると思うけど、スポンサー企業のモノをぶっ壊すこと自体がアレと言うかモノに当たるのって人として恥ずかしいって思うけど" / Twitter
プロ野球でも打てなかった打者がバットを折ったり、ノックアウトされた投手がグラブを叩きつけたりするのも、精魂込めて用具を製作した方への侮辱だと思います。
1980年代、全日本選手権時代の日本GP(最終戦)でした。
国際A級のレースでファクトリーマシンを与えられたライダー(タイトル争い中)が、接戦で最終コーナーのシケインで他車と接触して転倒、すぐにマシンを起こしたのですが、走れる状態でないことが分ったのか、そのままマシンを投げ捨てるかのようにして歩き出したことがありました。
その光景は今でも記憶に残っています。
自動車を走らすガソリンの燃費はどうやって計算するんだろう?【すごい物理の話】 - Yahoo! JAPAN
この記事の元になった「眠れなくなるほど面白い 図解 すごい物理の話」は読んだことはないのですが、この記事の用語、「空気抵抗力」、「転がり抵抗力」、「エンジンの推力」は違和感があります。
また、「車が高速道路を時速100㎞の一定速度で走行しているとしたとき、推力は車にかかる抵抗力(=空気抵抗力+タイヤと路面の間の転がり抵抗力)と釣り合うだけのパワーを出しています」
は、言葉が足らないのか、ライター氏の理解が悪いのかは分りませんが、パワーの意味がおかしいです。
で、計算(四則演算)はおかしいとは思いませんが※、「100㎞を9・6リッターで割ると、10.4㎞/Lと計算できます。」は実例としては?です。ハイブリッドカー以外のガソリン車であっても、2000㏄以下の乗用車であれば今時こんなに燃費の悪い車は少ないでしょう。
しかも、この計算値は実際に高速道路を走る条件ではなく、WLTCの「高速」でもなく、「平坦路100kmを無風状態・一定速度走行」という、テストコースのような条件でのものです。
ということは、計算のために設定された幾つかの値に現実を反映していないものがあるのです。
「自動車技術ハンドブック 1 基礎・理論編」(自動車技術会2015)に掲載されたグラフからすると、2000㏄クラス乗用車の時速100km時走行抵抗は500N辺りですので、記事の数字とほぼ同じです。
とすると、食い違いの大きな原因は熱効率の設定かなと思います。
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※計算はおかしくありませんが、まわりくどい計算をしていると感じます。時速100kmで1時間走るのに必要なエネルギーを算出するのに
抵抗を設定→出力を計算→出力×時間=エネルギー量
で計算していますが、もっと簡単に
抵抗×距離=503(N)×100×1000(m)=5.03×10000000(J)
と計算すればいいのにと思います。
(記事では10の7乗が107と表記されてしまっています)