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レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

カワサキNinja ZX-4RR


ラムエア80馬力!!! Ninja ZX-4RRで4気筒400ccが本当に復活!! カワサキが欧州と北米で発表!【ZX-4Rも出たよ】│WEBヤングマシン|新車バイクニュース (young-machine.com)

 最大トルクは3.66kg-m/11000rpm ※北米発表値

 です。最高出力は77PS※欧州発表値で、最高出力時回転数は公表されていません。
 最大トルクが3.66kg-mですから、最高出力時のトルクはこれより小さいはずです。

 Ninja ZX-10Rの
 最高出力時トルク/最大トルク=0.94
Ninja ZX-10R KRT EDITION・Ninja ZX-10R・Ninja ZX-10RR | 株式会社カワサキモータースジャパン (kawasaki-motors.com)
なので、ZX-4RRもこれと同等とすると、その最高出力時トルクは
3.66×0.94=3.44kg-mになります。

 最高出力時トルク3.45kg-mとすると、最高出力時回転数は
77×716.2/3.45=16000rpm

 最高出力時トルク3.6kg-mとすると15500rpmです。

 回転数限界は気筒当り排気量の1/3乗に反比例するにも関わらず、250㏄4気筒Ninja ZX-25Rの最高出力時回転数15500rpmと同等以上の高回転型エンジンです。

 1000㏄4気筒のZX-10Rの最高出力時回転数13200rpmを400cc4気筒に換算すると、
13200×2.5^(1/3)=17900rpm
になりますから、ZX-4RRはZX-10R程の高回転型ではないことになります。

 気になるのは、最大トルク時回転数11000rpmと最高出力時回転数の差が大きすぎることです。「11000rpm」が誤りなどということはないと思いますが・・・



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極寒時の電気自動車(EV)

という記事を書きました。
極寒時の電気自動車 (ninja-x.jp)

 科学的な議論をするためには、「無為な議論 (ganriki.net)」書いたように

・用語の定義が明確であり、その定義の意味が理解されていること
・基本的な法則、原理が理解されていること
・データの計測方法の原理と、計測方法、計測条件の違いによって計測データが変わることが理解されていること

が必要ですが、今回取り上げた

EVは「大雪で終了」「立往生で凍死」という暴論はなぜ無くならないのか? 感情的にならず、まずは科学的事実・雪国オーナーの声に向き合え (msn.com)

は、「データの計測方法の原理と、計測方法、計測条件の違いによって計測データが変わることが理解されていること」に問題があるとともに、データが持つ意味を考慮しない印象論に終始しているように思います。



フレアディスペンサー


 海上自衛隊のSH60Kに装着されたフレアディスペンサー。


 こちらは1982年500ccアルゼンチンGPでのフレディスペンサーです。

 何の関係もなくてすみません。

レイニーの1990年型ヤマハYZR500(0WC1)



 ウェイン・レイニーの元にある1990年型ヤマハYZR500(0WC1)です。
 エンジン番号はYZR500-E-9003のようですね。フレーム番号もYZR500-B-9003のようです。

 エディー・ローソンに割り当てられたフレーム番号等は9001、9002で、レイニーが9003、9004だったようです。

 こちらにもアップしました。
0WC1 1990YZR500 (ganriki.net)

水と大気中のCO2等から生成する人工石油

大阪市:水と大気中のCO2等から生成する人工石油(合成燃料)を活用した実証実験を支援します (…>大阪市の環境の施策>地球温暖化対策) (osaka.lg.jp)

 図中にエネルギー源がありませんが、「光触媒」を使用するので、太陽光を使用するのかと思いましたが、

ニッポンの救世主⁉「人工石油」の実験が大阪でスタート - YouTube

では、太陽光を利用しているようには見えません。

技術を持つ会社の資料
publication.pdf (ittech.co.jp)

からすると、
UV light :UV sterilization lump: Panasonic GL-40 40w (254nm) 

Black light: Toshiba FL40S BLB 40w (315nm-400nm, peak wave 
length 352nm)

を30分使用するようです。

 ですから、反応対象物に与えるエネルギーは

40×2×30×60/1000000=0.144(MJ)

です。

 一方、10リットルの軽油の体積が5~10%増加(密度はほぼ同じ)、つまり0.5~1.0リットルの新油が得られるということです。新油の
高位発熱量は46MJ/kg程度となっています。軽油の密度0.82kg/Lとすると、新油0.5~1.0リットルの発熱量は18.9~37.7MJになります。

 つまり
 二酸化炭素+水+0.144MJ→新油(
18.9~37.7MJ)

という主張です。

 エネルギー保存の法則からして有り得ません。付け加えると、実際にこの反応を進めるなら燃料が燃焼して得られるエネルギーより大きなエネルギーが必要です。

 
この技術は、何等かの操作ミス、測定ミス、あるいは●●だと思います。

 動画のコメント欄からすると、エネルギー保存の法則等はあまり知られていないようです。大阪市長、大阪市担当者、商工会議所、報道機関も知らないのでしょう。

 高校の物理、化学を理解しない者による「成長分野への選択と集中」なんてこんなものです。














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