レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
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人口学が映す社会の実相 青木睦・論説委員が聞く:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
「キャンペーンのあった三年間で三・一歳延びました。最近の平均寿命の延びは、代用アルコールの消費が減っていることが原因の一つでしょう。代用アルコールとは車のエンジンなどに使う不凍液やオーデコロンです。日本では不凍液に変性剤を混ぜることを義務付けて飲めないようにしていますが、ロシアには最近までそんな法律はありませんでした。
不凍液はアルコール分が90%以上なので純アルコールに近い。飲むと甘苦いそうです。日本人には不凍液やオーデコロンを飲むという感覚が理解できないですが、ロシアで二〇〇四年に行われた調査によると、十五歳以上の男性で飲んだ経験がある人は20%を超えています。」
単にアルコールといえば、エタノール(エチルアルコール)かなと思います。メタノール(メチルアルコール)を指すこともないとはいえないかな。
不凍液といえば、エチレングリコールが主成分として知られています。「飲むと甘苦い」ということなので、上の記事中のアルコールはエタノールではなくて、エチレングリコールのことだと思います。
エチレングリコールは2価アルコールで、これを単にアルコールというのは如何なものかと思います。なお、消防法でいうアルコール類は炭素数1~3の1価アルコールですから、メタノール、エタノール、プロパノールです。
また、エチレングリコールを主成分とする不凍液に変性剤を混ぜることを義務付けて飲めなくしているとは初耳でしたが、不凍液の着色(大抵は緑や赤)のことを言っているのかな。
JIS規格はこちら。
JIS K 2234:2006 不凍液 (kikakurui.com)
まあ、「社会学者」に「東京新聞記者」が取材した記事がですから・・・ PR