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レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

珍説

モーターに負けず、熱機関がバリバリの現役でいられる理由…熱機関は古い技術ではなかった!(田口 善弘) | 現代新書 | 講談社(1/3) (gendai.media)

「実は、燃焼ガスのエネルギー密度は「薄い」のである。燃焼は当然、我々の周囲の大気を使って行われるが、大気の中でただ燃料を燃やしてしまうと空気は膨張してさらに薄くなってしまう。すると同じ体積に含まれるエネルギーは少なくなって力が弱くなってしまう。これを防ぐためにガスタービンでは燃焼前に一度空気を圧縮しなくてはならず、この圧縮にせっかく発電で得たエネルギーの半分以上を使う羽目になり、無駄が多い」


 膨張することによってエンジンは仕事をするのですが・・・この方、燃焼ガスは膨張した後に内燃機関内部に送り込まれると思っているのでしょうか?

 また、圧縮するのに発電で得たエネルギーの半分以上使う・・・ガソリンエンジンの図もありますが、圧縮に要するエネルギーは燃料がなくても(熱損失、機械損失)がなければ回収されます。図を見て分りませんか?


 この程度の理解でも本は書けるし大学教授も務まるのですね。学生さん、大丈夫ですか?
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