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JFRMCブログ

レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

現存するカワサキKR500(加筆あり)

1982 KR500 KAWASAKI (ganriki.net)

  の現存するマシンの「その他1」に次の文を追加しました。

 補強フレームのために燃料タンクが上に上がってシートとの段差がある。燃料タンクの左右の窪み(膝が当たる部分)の形状が上の8103、下の「その他2」と異なり、上のこの写真のKR500と同じ。

 2024年9月にもてぎで展示されたマシンは上写真のマシンと思われるが、The Mizz氏によるとフレーム番号TF603-820133とのこと。 The Mizz on X: "KR500 '82 フレームNo.TF603-820133(CPコレクションラベルより) 清原明彦さんが'82年の日本GP(全日本の鈴鹿戦)にエントリーした車両、決勝は台風の影響で中止になったため決勝は走らず https://t.co/GdYNv1w0iL" / X

「その他2」も次のように修正しました。

 ~テールカウルは新型(穴開き型)で、前フォーク、前ブレーキローター、排気管等は「その他1」と同型である。燃料タンクとシートの段差がないので、補強フレームではないようだ。


 それにしてもThe Mizzさんの熱意には感服です。
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カワサキW1レーサー

 カワサキW1が登場した1966年、そのレーサーがMCFAJ第7回クラブマンレース(3月、富士スピードウエイ)のジュニア350㏄で金谷秀夫の手により走りました。賞典外ですが2位でゴールしたとのこと。
1966年3月クラブマンレース (iom1960.com)

 こちらにもW1レーサーについて書かれています。
M-BASE エムベース | カワサキWの誕生から終焉まで (mikipress. 

 カワサキOBの古谷さんのブログにも
W1の時代  カワサキ単車の昔話 - 雑感日記 (goo.ne.jp)


 モトクロスに出場したこともあります。カワサキの種子島さんの回想(ライダースクラブ1982-3)では
〇ライダーはテストライダーの山本信行
〇1971年春の全日本選手権関西大会(神鍋(兵庫県))
〇ノービスクラス、他に竹沢正治、杉尾良文、清原明彦なんぞのカワサキテストライダー勢もひしめく
〇予選で転倒し負傷したが決勝に出場し転倒・リタイア


 神鍋では全日本選手権モトクロスが3回行われたようです。
1970年11月3日
1971年9月12日
1972年6月3-4日(日本GP、ホンダ初優勝としても有名)

 「神鍋観光60年史」(神鍋観光協会)では「モトクロス大会(45・11)も大好評であったが、山肌を荒廃させるため2回で中止となった」(2回は3回の誤り)とあり、1970年11月3日が1回目で間違いないと考えられます。

 さて、種子島氏のいう「1971年春」に全日本選手権はありませんし、「春」に限っても全日本選手権は行われていません。
 神鍋で関西選手権が行われた可能性もありますが、1971年のレースカレンダーの3~5月を見ても神鍋でモトクロスが行われた様子はありません。

 また、1970年に竹沢、杉尾、清原はノービスで、1971年にジュニアになります。

 こうしたことからW1モトクロッサーが神鍋大会に出場したのは1970年11月3日の可能性が高いのではないかと考えます。
 この大会のノービスクラスは50、90、125、250、オープンの5クラスが行われ、W1が出場したのはオープンクラスでしょう。










 

カワサキKR500

その3 1982 KR500 KAWASAKI (ganriki.net)

の続きを書きました。昨年5月にその3の前半を公開してから10カ月も要してしまいました。いろいろあって、仕事以外で込み入ったことを考える気力が落ちていましたが、何とか公開できました。

 で、1982年型KR500は6台が現存しているようです。エンジン単体はカワサキワールドに展示されている1基がありますが、このエンジンは1983年に雑誌に掲載されたエンジン単体とは別のものですので、もう1基、現存している可能性もあります。

カワサキNinja ZX-4RR


ラムエア80馬力!!! Ninja ZX-4RRで4気筒400ccが本当に復活!! カワサキが欧州と北米で発表!【ZX-4Rも出たよ】│WEBヤングマシン|新車バイクニュース (young-machine.com)

 最大トルクは3.66kg-m/11000rpm ※北米発表値

 です。最高出力は77PS※欧州発表値で、最高出力時回転数は公表されていません。
 最大トルクが3.66kg-mですから、最高出力時のトルクはこれより小さいはずです。

 Ninja ZX-10Rの
 最高出力時トルク/最大トルク=0.94
Ninja ZX-10R KRT EDITION・Ninja ZX-10R・Ninja ZX-10RR | 株式会社カワサキモータースジャパン (kawasaki-motors.com)
なので、ZX-4RRもこれと同等とすると、その最高出力時トルクは
3.66×0.94=3.44kg-mになります。

 最高出力時トルク3.45kg-mとすると、最高出力時回転数は
77×716.2/3.45=16000rpm

 最高出力時トルク3.6kg-mとすると15500rpmです。

 回転数限界は気筒当り排気量の1/3乗に反比例するにも関わらず、250㏄4気筒Ninja ZX-25Rの最高出力時回転数15500rpmと同等以上の高回転型エンジンです。

 1000㏄4気筒のZX-10Rの最高出力時回転数13200rpmを400cc4気筒に換算すると、
13200×2.5^(1/3)=17900rpm
になりますから、ZX-4RRはZX-10R程の高回転型ではないことになります。

 気になるのは、最大トルク時回転数11000rpmと最高出力時回転数の差が大きすぎることです。「11000rpm」が誤りなどということはないと思いますが・・・



カワサキX-09エンジン

 売りに出ていますね。
Kawasaki X-09 250cc V Twin Works Engine - RMD Motors

 エンジン番号はないそうです。

 関係者がこっそり持ち帰ったものが売りに出たのかな。

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