レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
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馬力=仕事/時間=力×速度
・・・JFRMCに書いています。ブログでも書いた記憶。
http://jfrmc.ganriki.net/zatu/tyokusen.htm
wikipediaでは1馬力を
「1秒間につき75
重量キログラム (kgf) の重量を1
メートル動かすときの仕事率」(75 kgf·m/s) となる。」
としています。で、「F1テクノロジー最前線<2010年版>」(サイエンス・アイ新書)35頁では
「わが国では75kgの物体を1秒間に1m動かすときの仕事の量」
となっています。「75kgの物体」であれば、このkgは質量単位となります。どの方向に動かすのか書かれていなければ素人には何のことか分らないのではないのでしょうか?
wikiの方も「重量だから上向きに動かす」と思って書いているのかもしれませんが、素人にはこれでも分りにくいと思います。
ひょっとしたら、書いている本人が分っていないのかもしれません。
で、いわゆるイギリス馬力のbhpですが、british horse power の略とされることが多いと思いますが、brake horse power が正解だと思います。
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発売されていましたね。
単なる写真集がこの値段で買えるのですから、お買い得といえばお買い得です。
Vol.2は1988-2001をとりあげています。この時代1987年に世界選手権としての日本GPが復活、1989年からテレビ大阪系での世界GP放送が始まり、それまでとは違う世界GPの味わい方となりました。ただ、私自身、1993年のレイニーの事故以降、少しテンションが下がったような気がします。1990年前後のような興奮は・・・私が歳をとっただけかもしれません。
この時代のGP、コース毎の特徴がだんだん失われましたので、この本の写真を見ても明らかな間違いは少し少なくなっています。12-13頁のローソンの走行写真が「WEST GERMANY Nurburgring」となっていますが、Marlboroのロゴがマシン、ヘルメット、皮つなぎにありますので、西ドイツGPではないですね。まあ、他の写真も手持ちの資料と照合すればどんどん説明誤りが出てくるとは思います。
また、30頁の写真は「SPAIN Jerez」とされています。この写真、シーズン前のテストのものなので、説明だけの説明では間違いではありませんが、他の写真はいずれも各GPのものなので、30頁の説明ではスペインGPの時のものと誤解されますね。ライター氏が区別できていないだけだと思いますが。
また、各年のレース結果ですが、「イタリア」、「スペイン」、「フランス」、「日本」が年に2回以上ある年があります。もちろん、2回あるイタリアの一方がサンマリノだったりするのですが、区別されていません。区別できない方が作成しているのですから、信用できるわけがありません。
とはいうものの、これだけの写真が詰まっていてこの値段ですから、買う価値はあると思います。いっそのこと活字を減らして写真を増やすか、小さな写真を大きくしてくれたらよかったのにと思います。

公開公正中の次の記事
http://jfrmc.ganriki.net/zakkan/yzr3.htm
の末尾に次の文を追記しました。
1 12頁 「高回転高出力型となりやすいロータリーディスクバルブの特性を考慮して、
ボア×ストロークが以前の54×54.5に戻されていたのも、OW54と60の特徴のひとつであった」
こんな記述は本書とバイカーズステーション誌(同一ライター氏による)のみで見られたように思うが、バイカーズステーション誌では後に56×50.7mmに訂正されている。
2 28頁 写真38の0W45について「写真のマシンには、ミクニのTM(フラットバルブ)タイプキャブレターが装着されている」とあるが、この写真のキャブレターがフラットバルブに見えるか。
3 74頁 (0W98の点火間隔について)「右側の上下2気筒が同時爆発した後、左側の上下2気筒が爆発する等間隔同爆なのは、0W81と変わらない」は「対角線上の2気筒が180度間隔で同時爆発(点火)」の誤り。
公開公正しました。
http://jfrmc.ganriki.net/zakkan/kousei/kousei21.htm
値段が値段だけに、まあこんなものか。まあ、間違いが多いのは覚悟していますが・・・
RACERS(三栄書房)で感心するのは写真説明の間違い(レース名等)が少ないこと。どなたが担当しているのか知りませんが、いい仕事しています。
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AA%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%B0%E3%82%93%E7%86%B1%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%99%82%E4%BB%A3-RIDERS-CLUB%E5%88%A5%E5%86%8A/dp/4777935523/ref=pd_sim_b_3?ie=UTF8&refRID=0H6RG3B0QSC78MB6SNKX
購入しました。基本的に新刊書は本屋で購入します。本屋が無くなったら困りますから。
中身は、
・木引繁雄カメラマンの写真集
・1983年のホンダ、ヤマハ、スズキのファクトリー500の試乗記(かつてライダースクラブに掲載された記事)
です。初めて見る写真も少なくないので、迷わず購入。お値段もお買い得です。
ただ、文章を読むのはつらいですね。新しい記述はありません。
また、42-43頁のような接戦の写真を2頁に跨らせると興奮が削がれてしまいます。そして、例によって写真説明の誤りが結構あります。
例えば、12-13頁の写真は「AUSTRIA」となっていますが、この風景がオーストリアに見えますか?
幸い14頁にオランダGPの写真があるので、12-13頁がオランダGPであることがすぐ分ります。
12頁右下の青いジャケットの観客2人が14頁下写真の左端に写っています。
他にもレース名がおかしなものが多くありますので「公開公正」で取り上げる予定です。