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JFRMCブログ

レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

エンジン番号等

別館の中の
1975年型XR05 (ganriki.net)

カワサキKR750 (ganriki.net)
 

 に、エンジン番号、フレーム番号が明らかなマシンのネット記事へのリンクを追加しました。


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トヨタ GRヤリスの燃料

 日本で販売されているGRヤリスRZの最高出力は200kW(272PS)、最大トルクは370Nm(37.7kgf・m)で、燃料は無鉛プレミアムガソリンが指定されています。
 日本で無鉛プレミアムガソリンが指定されている車両の中にはRON(リサーチオクタン価)98以上ではなく95以上が要求オクタン価のものが少なくないのですが、GRヤリスRZの場合はRON98以上が要求されているようです。

 イギリスで市販されるGRヤリスは
要求オクタン価95
最高出力 192kW(257bhp)
最大トルク 360Nm
All New Toyota GR Yaris Performance | Toyota UK
 この257bhpはヤードポンド法馬力で、メートル法馬力では261PSになります。

 日本国内のGRヤリスより最高出力、最大トルク共に低くなっています


 燃費はトヨタフランスのサイトからすると8.2L/100kmでしょう。トヨタフランスでのGRヤリスの出力等はトヨタUKのサイトと同じです。
Toyota GR Yaris Pack Premium 3 Portes | Née du WRC.

   一方、オーストラリアのGRヤリスの最高出力、最大トルクは日本仕様と同じで、要求オクタン価98、燃費7.6L/100kmです。
gr-yaris-spec-table-april2021.pdf (toyota.com.au)

 つまり
オクタン価 最高出力kW  最大トルクNm
98       200       370
95       192       360

 日本・オーストラリア仕様とイギリス・フランス仕様とでセッティングが異なるのか、燃料を変更するだけで自動的に調整されるのかはわかりません。おそらく後者だと思いますが。

 また、燃費測定法がフランスとオーストラリアで同じなのか分りませんが、仮に同じだとするとオクタン価98→95で(燃料体積当たりの走行距離)燃費が7%悪化することになります(7.6/8.2=0.927)。



カワサキKR500

別館に写真だけ載せていましたが、本館に移転して若干、記事と写真を追加しました。
 KR500 KAWASAKI (ganriki.net)

 これは暫定版で、充実したものにしていきます(いつになるか)。

 KR500が日本のレースに出場したことはありません。1982年日本GPにエントリーし土曜日のプラクティスを走ったのですが、日曜日のレースは台風で中止になりました。
 私が現役のKR500が走るのを見たのはこの土曜日だけです。






騒音測定値の取扱い

JFRMCブログ 騒音測定(2) (tou3.com)


ところで、測定値が110.8dB(A)なら基準超過になるのでしょうか?

 一般環境の騒音測定であれば、四捨五入して評価するので「超過」になります。
01_ippan_manual.pdf (env.go.jp)の3.8(2)
音測定結果の処理及び表記は、観測時間別 LAeqからエネルギー平均により基準時間帯騒音レベルを求める。処理の途中では、有効数字 3 桁、小数点 1 桁表示とし、最終的な基準時間帯騒音レベルを公表する場合などは、四捨五入した後、整数表示とする。また、基準値等と比較する場合は、整数化した騒音レベルを用いて行う。」

 ただ、レーシングマシンの騒音値は個々のマシンの規制値ですので、小数点以下を切り捨てて「基準適合」となるのかな。

と書いていましたが
MFJ国内競技規則
で「測定値の小数点以下の切り捨ては行なわない(105.9dB/A=105.9dB/A)」とありますので、110.8dB(A)は110を超過し違反になります。当初からそのような取扱いだったかどうかは確認できません。







新型モンキーの記事

ホンダ新型「モンキー125」は新エンジンで従来型からどのような進化を遂げたのか? 試乗前にスペック比で妄想してみた (msn.com)

「パワーとトルクを見ると、最高出力6.9kW、最大トルク11N.mと変化なし。しかしその発生回転数は、最大出力では従来型が7000rpmに対して新型は6750rpmの高回転数に、最大トルクでは5250rpmが5500rpmへと、逆に低回転数となっています。ともに250rpmの差です」

 7000rpmに対する6750rpmが高回転数で、5250rpmに対する5500rpmが低回転数なのですね。
 それとN.mはN・mにした方がよいと思います。

「エンジンのシリンダー内にあるピストンの外径が52.4mmから50mmへと2.4mm小さくなり」

 52.4mmはシリンダーの内径なんですが・・・ピストン外径はほんの僅かシリンダー内径より小さい数字です。0.1mm単位で見れば同じかもしれませんが、この書き方はあんまりだと思います。


●5000rpmでの時速(新型/従来型)
1速 18.892/25.450
2速 30.258/40.917
3速 45.731/55.327
4速 58.153/68.935
5速 71.330/——

 記事にある1次減速比、2次減速比からすると、1速の速度差が大きすぎることに気が付いたので、タイヤ外径512mmとして計算してみると

  新型  従来型
1速 21.1     25.4 
2速 33.8     40.9 
3速 45.7      55.3 
4速 58.1      68.9 
5速 71.3      

になりました。記事中、新型の1速、2速の数値が誤りですね。1次減速比を3.04でなく3.40で計算すると誤った数字になります。
 
 記者さんは表計算ソフトを用いず、電卓で各速毎に毎回、1次減速比、2次減速比、回転数5000rpm、タイヤ外径、各速減速比を入力して計算したのでしょうか。

 なお、普通、タイヤ外径は3桁表示ですので、
5桁も表示するのは無意味です。

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