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JFRMCブログ

レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

Vitz 1.0F

http://vitz1f.ninja-x.jp/index.htm
9年間乗った2005年型(最初のマイナーチェンジ後)Vitz 1.0Fですが、買い替えることになりました。

9年間の通算燃費は18.6km/lで、25km/lを越えることもありました。いい燃費の時には燃料計の最初の目盛(バーグラフ)が減るのが遅く、期待しながら補給したものです。

いろいろ言われていますが、コンパクトでそこそこ中が広く、使いやすく燃費がよく、そしてお手頃な価格・・・バイク趣味の私の足に最適な車だったと思います。

後継車は・・・・納車後にお知らせします。
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RACERS Volume30(2) (加筆)

前回、オーストラリアGPでのコシンスキーの「最終戦オーストラリアGPでの「完璧な」勝利」が記憶に残っていると書きました。しかし、RACERSではそれが全く異なるように記述されています(36-37頁)。

 レースで、コシンスキーは明らかに余力を残しながらレースを展開します。決して
「サイドbyサイドの激しい戦いを繰り広げる」
「露骨に苛つくカルダスの前でコシンスキーはタイトル獲得に向かって全開の戦いを続ける」
ようなレース展開ではありませんでした。

 このレース、タイトルを手にするためには、コシンスキーは優勝するだけではなく、カルドゥスを3位以下にする必要があります。独走してしまえば、ブラドルが戦意を損失してしまい、例えチームオーダーがないとはいえ(コシンスキーにその確証があるはずもない)、ブラドルの上位にカルドゥスが来てしまう可能性があります。ですから、コシンスキーはブラドルの背後につき、ブラドルの闘争心を刺激する作戦を採ったのです。
 
 

 そして、残り2周に入りスリップストリームから抜け出したコシンスキーがトップに立つと、あっという間にブラドルとの差を広げ、最速ラップを記録、最終ラップにさらに最速ラップを更新し(ただ一人の1分36秒台=1分36秒681)、たった2周でブラドルとの間に1秒987もの差を稼ぎ出しトップでゴールしました。

 一方で、プラクティス2位だったカダローラ(YZR)も、カルドゥスを抑えるため、余力を残しながら3位争いを展開、終盤にカルドゥスを引き離しだします。
 

 まさに、コシンスキー、カダローラ、2人の作戦どおりの展開となったのです。カルドゥスのシフトペダルが破損したことが、この「作戦」にとって予想外で不要な結果でした。

 なお、カルドゥスのシフトペダルが破損したのは、残り2周に入ってからで、ピットインしたのはRACERSの記述「残り2周」ではなく、「残り1周」だった記憶です。リザルトではカルドゥスが26周のレースで24周したことになっていますが、25周でピットインしても(ピットがフィニッシュラインの手前にあるので)24周しかリザルトに残りません。
 

 コシンスキーに対する「残り1周ピットサイン」に書かれた「CARDUS OUT」(37頁)の「OUT」は、「カルドゥスがピットインした」という意味ではなく、「カルドゥスが大きくスローダウン」という意味です。

(23日夜加筆)
 
 第3戦スペインGPの記事(21頁)では「最終ラップ、最終コーナーひとつ手前。その前のコーナーでトップを奪いそのまま逃げ切りにかかったカダローラのインを、コシンスキーが鮮やかに差し返して劇的な勝利を収めたのである~「最終ラップの最終コーナーで抜いてくるなんて信じられない」と、カダローラも脱帽」
 
 いったい、ライター氏は、コシンスキーがカダローラを抜いたのは「最終コーナーひとつ手前」と「最終コーナー」のどちらと言いたのでしょうか。

 「最終コーナーのアウト」が正解です。あのレースの映像を当時見た人なら強烈に印象に残っているでしょう。ライター氏はスペインGPもオーストラリアGPも見ていなかったのかな。見ていなかったら間違ってもいいというわけではありませんが。
スペインGP http://www.youtube.com/watch?v=-Q58dDeweps
7分40秒あたりからご覧ください。






 

RACERS Volume30

今日、発売でした。

1990年のヤマハYZR250 0WB9を中心としたヤマハ250特集です。1990年、ジョン・コシンスキーが世界タイトルを獲得しましたが、このシーズンのコシンスキーで記憶に残っているのは
・第1戦日本GPのプラクティスで圧倒的なタイムを記録したのに、スタート直後に追突させ排気管を曲げてしまい、ピットイン、そこから14位入賞したこと。土曜日午後、雨中のプラクティスを淡々と走った姿。
・最終戦オーストラリアGPでの「完璧な」勝利。
です。

今回の記事の中では、本文書き出し(8頁)で
「ヤマハは1963年に開始した世界GP250㏄へのファクトリー参加」
と書き出しから間違えていますね。

また、1990年、PuigにYZRが与えられていたことが忘れられているように思います。
http://www.formulamoto.es/zona-competicion/2006/12/01/alberto-puig-1967/2442.html

また、公開公正したいと思います。



再び広州へ

また仕事で中国・広州に行ってきました。
で、某所で見かけた中国珠海エアショーのポスター(白黒にしています)
 
 
 
韓国空軍の飛行チーム「ブラックイーグルス」も参加予定になっていますが、使用機材がアメリカ設計+アメリカと分担製造ということで、アメリカから横やりが入り中止になったようですね。
http://news.livedoor.com/article/detail/9426650/

で、ポスターをよく見ますと、「韓国空軍”黒鷹”」とあります。中国ではeagleもhawkも鷹のようですね。

ドイツ語の読み

基本の理解は重要
http://jfrmc.ganriki.net/zakkan/rikai/rikai.htm で取り上げた植物プランクトンの増殖に関する某教授の論文ですが、教授はミカエリス・メンテンを「ミハエリ・メンテン」と記しています。Michaelisはドイツ人で、youtubeで聞くと、英語では「ミカエリス」、ドイツ語では「ミハリス」(に弱いアクセント)に聞こえます。手持ちの独和辞典でも「ミハエリス」(ミヒャエリス)です。では「ミハエリス」とすべきなのでしょうか?

 Michaelisさんの名はLeonorですが、Leonorはラテン的な名前です。また、Michaelisもフランス人、スペイン人にもよくあります。そうするとLeonor Michaelisがドイツ系ドイツ人なのかという疑問が湧いてきます。最終的にはMichaelisさん自身がどう言っていたかですが・・・少なくとも「ミハエリ」はないと思います。MichaeliもMichaelisもどちらも独和辞典にはありましたから、教授が間違えたのかな。 
 
 
 ところで「ツイン・リンクもてぎ」のリンクはringでドイツ語だそうです。
http://www.mobilityland.co.jp/company/motegi/
 ドイツ語でgが単語末にあるときはkの音になることが多いのですが、ngのgは鼻音で「グ」に近いと思います。英語とドイツ語のチャンポンの固有名詞というだけでもアレですが。

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