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1986年型ホンダNSR250(NV1B)の排気管(2)
Category [ホンダ]
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2021/08/28 18:40
さて、世界選手権では、第8戦フランス(7月20日)で各ライダーのマシンが一斉に新型排気管になります。
第7戦ベルギーGPプラクティス、レースの映像。
以下の写真はこの映像から切り取ったもので、各マシンともフェアリングから出る下側排気管(車体右側)が短く「とぐろ」型と分ります。
アントン・マング
アルフォンシト・ポンス
ジャン・フランソワ・バルデ
ドミニク・サロン
ファウスト・リッチ
ヴィルジニオ・フェラーリ
そして、第8戦フランスGPの映像。
以下の写真はこの動画から切り取ったもので、下側排気管(車体右側)が後方に長く伸びています。
マング
ポンス
サロン
当時の世界GPスケジュールを確認すると
第1戦スペイン(5月4日)、第2戦イタリア(5月18日)、第3戦ドイツ(5月25日)~第6戦オランダ(6月28日)、第7戦ベルギー(7月6日)、第8戦フランス(7月20日)
です。
この第2戦イタリアGPがホンダにとって転換点だったようです。このレース、マングとラバードが激しいレースを繰り広げ、僅差でマングが勝ったのですが、直線が長いモンツァでヤマハ0W82がNSR250と対等に戦ったのです。
新型排気管の開発がいつ頃始まったのかは分かりませんが、このイタリアGPの結果が、ホンダにNSR250の最高出力向上を急がせることになったと思います。そして、イタリアGPの1週間後の全日本第6戦菅生で新型排気管が姿を現しました。
その後も何回かの仕様変更とテストが行われ、初登場(菅生)から2か月後の第8戦フランスGPで投入されました。
おそらく、第7戦ベルギーと第8戦フランスの間の2週間に新型排気管がGPライダーによってテストされたのでしょう。
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