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レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

今後の予定

こんな記事を書きかけています。
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 1985年以降のヤマハ500ccファクトリーマシンのエンジンは2ストローク相互逆回転2軸クランク4気筒だが、1次慣性力の釣合から、その点火サイクルは1番(下左)気筒・4番(上右) 気筒と2番(下右)・3番(上左)の各組がそれぞれ同時点火で、各組の点火間隔は180度だと私は考えていた。実際、右写真(1991年のゴロワーズ・ヤマハ500、省略)では、2番、3番ピストンが上死点付近にあり、私の考えが裏付けられてい た。

 一方、バイカーズステーション誌2005-1では「右側の上下2気筒が同時に燃焼した後、クランクが180度回転したところで左側の上下2気筒が同時に燃焼する」とあり、ヤマハ YZR500 アーカイヴ1978-1988(2005大日本絵画)でも同様の記述がある。

 しかし、RACERS Volume07(2011三栄書房)では、(これらと同一ライター氏が)「一次慣性偶力を相殺させるために前後のクランク軸を逆位相としており、1番(左下)と4番(上右)が同爆の後、180度後に2番(下右)と3番(上左)が同爆という点火順序だった」としており、これを否定している。つまり私の考えが正しいことになる。

 そして、RACERS Volume24(2014三栄書房) でその理由等が説明されているが、上下気筒のずれ(右写真では上側気筒が下側気筒に対して向かって左にずれている)が無視されているし、「1番・3番が同時点火で180度後に2番・4番が同時点火」でない理由等々も明確ではない。

 そこで相互逆回転2軸クランクエンジンの慣性力の釣合について整理してみた。

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