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JFRMCブログ

レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

Barry Sheene

http://jfrmc.ganriki.net/ow61/ow61-2.htm

で引用したバリー・シーンの伝記ですが、原書を入手しました。日本語訳は正しいと思います。
ただ、原書とMOTOCOURSE 1982-83の文の比較からすると、原著者が間違えているのではないかという気がします。

(上のリンク先も修正済です)
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SUZUKA Sound of ENGINE(2)

で、1500円のガイドブックを買いました。
すでにオークションに出品されています。
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n150008728

「これまで築いてきた歴史やモータースポーツの醍醐味を、さらに多くの方々に伝えていくことを決意いたしました」とあります。

その心意気やよし。そのガイドブックがこの程度なの?

19頁
1988 PEPSI Suzuki RGV-Γ
ボア×ストローク:Φ54×54.5mm→56×50.7mmの誤り
吸気方式:ロータリーディスクバルブ→リードバルブの誤り

他のデータなんて全く信用できない。

20頁 頁上の文章が間違いだらけ。1987年のV型4気筒XR72が全く忘れられている。

36頁 SUZUKI T250 この写真のマシンは1962年全日本選手権(鈴鹿サーキット)で登場した125㏄2気筒RT63X。

37頁 Honda CB125J/JX 説明は1975年のマシンを1972年のマシンと混同している。
 
当時、次の3種のマシンがありました。
 
1970年に発売された単気筒 CB125S
http://www.honda.co.jp/news/1970/2700919c.html

1972年に発売された2気筒 CB125JX
http://www.honda.co.jp/news/1970/2700919c.html

1975年に発売された単気筒 CB125JX
http://www.honda.co.jp/news/1975/2750430.html

SUZUKA Sound of ENGINE

 行ってきました。
http://www.suzukacircuit.jp/soundofengine/

 2日間の日程で2日とも見ることができました。2日目の天気予報は悪かったのですが、大外れで晴天でした。

 いつもマシン中心に見ていますが、今回、非常に興味深かったのは、ロバーツ、ローソン、シュワンツの3人によるトークショー。特にローソンの発言に感動しました。

 特に2日目の午前中のトークショーで、ローソンが、ローソンがタイトルを手にした1989年シーズンについて、観客側にいたホンダの技術者の山本さん、メカニックだった小原(こはら)さんを指して、2人に対する感謝の言葉を述べた時にはちょっと涙が出てきました。
 山本さんはローソンと今でもメールのやり取りをしてる(RACERS 2015特別号)そうですから、ローソンも山本さんらが来ることを事前に知っていたのでしょう。
   
 
 1978~1993の16年、この3人で8個の世界タイトルを手にしたのですが、こんな統計上の数字で表すことができないほどの印象を3人は残しています。何をもって「偉大な時代」と言うか、人によって根拠が異なるとは思いますが、私にとってまさに「偉大な時代」でした。

 ロバーツは1983年、ローソンは1992年シーズンを最後にGPから引退。そして1995年シーズン前、シュワンツが1995年限りで引退する意志を示していました。鈴鹿での日本GP、シュワンツのレースシーンを見るのもこれが最後となることを覚悟し鈴鹿に行き、シュワンツのゴールを見届けたのです。そして、結果的にこれがシュワンツの最後のGPレースになりました。あれから20年、私も年を取りました。

0W17(OW17)エンジン+TZ250車体 がオークションに出品

http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w120830689
出品されています。

ただ、エンジンは0W17ではなくTZ250そのものに見えます。
0W17、0W16(350㏄)は、「市販レーサーをベースにして造られたファクトリーマシン」(RACERS Volume30)とされることが多いのですが、TZ250/350とは別のマシンで、エンジンの外観も明らかに異なります。

また、出品エンジン番号は 0W17-0001 ですが、1973年型の0W17のエンジン番号は例えば

0W16-E-307という形だったはずです。

 307は「73年型の07号機」の意です。打刻が0W17ではなく0W16の理由ですが・・・

・0W××は、機種記号というだけでなく「プロジェクト記号」でもある。予算もこの記号下に管理される。例えば0W19(700㏄)と0W20(500㏄)は一体の「0W19」計画だったため、0W20の打刻は0W19だった。
・0W17と0W16(350㏄)は一体の計画だったと思われるので、0W17の打刻も0W16と思われる。

 これらのことから、出品のエンジンは0W17ではない可能性が高いと思われます。

 ただ、1973年~75年当時、

・0W16計画の一環として、TZ250エンジンにヤマハが手を加え、特定のライダーに供給した
・そのエンジンが0W17と打刻された

可能性がないとはいえません。
 
 このマシン(エンジン)の経歴や内部パーツを確認し真偽を判断する必要があると思います。

世界グランプリがいちばん熱かった時代(2)

公開公正しました。
http://jfrmc.ganriki.net/zakkan/kousei/kousei21.htm

値段が値段だけに、まあこんなものか。まあ、間違いが多いのは覚悟していますが・・・

RACERS(三栄書房)で感心するのは写真説明の間違い(レース名等)が少ないこと。どなたが担当しているのか知りませんが、いい仕事しています。


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