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レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

ロードスター(ND)の車台番号打刻

は運転席の床、フロアマットをめくったところの長方形の蓋を外せば見えます。

 上の画像で切り取った部分は4桁の数字です。

マツダのリコール・サービスキャンペーン等情報からすると、NDロードスターの車台番号は1×××××から始まっていて、各グレードを区別する番号付与基準はないようですね。
ロードスターのリコール・サービスキャンペーン対象車体番号の例です。
DBA-ND5RC
ND5RC-102908~ND5RC-104236
平成27年5月26日~平成27年7月6日

DBA-ND5RC
ND5RC-100066~ND5RC-116802
平成27年3月5日~平成29年10月30日 

DBA-ND5RC
ND5RC-200009~ND5RC-201789
平成29年11月1日~平成30年5月31日

5BA-ND5RC
ND5RC-300005~ND5RC-301747
平成30年6月5日~平成30年12月19日

DBA-ND5RC
ND5RC-100066~ND5RC-115343
平成27年3月5日~平成29年4月12日

DBA-NDERC
NDERC-100018~NDERC-103275
平成28年10月25日~平成29年4月13日

DBA-ND5RC
ND5RC-100077~ND5RC-106715
平成27年3月5日~平成27年9月16日


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1981年型KR500

KR500 KAWASAKI (ganriki.net)

 の続きを公開しました。「(6)排気管」にもフランスGPの写真と記述を追加しています。
 次回は1982年型KR500について書く予定です。

ガスタービンエンジンの戦車

はジェットエンジンと同じ燃料を使うことが多いのですが、
戦車の燃費が平地一定速で330m/ℓだとしたら 機甲師団を行程1000kmで展開すると… | Motor-Fan[モーターファン]

では

「JP4(灯油と軽油を混ぜた、いわゆるジェット燃料)」

「クライスラー・ディフェンス(現在はジェネラル・ダイナミクス・ランド・システム)が開発したM1戦車は、ハネウェル製ガスタービンAGT1500を搭載し、おもにJP-8(JP-4代替のジェット燃料)を使う。JP-8/JP-4はヘリコプターや固定翼軍用機のターボファンエンジン(一般にジェットエンジンと呼ばれるもの)に使われる燃料であり灯油に軽油を混ぜたような組成。軽油よりも揮発性が低く安全性が高い。」

とあります。JP4は「灯油+ナフサ」でガソリン系なのに、「灯油+軽油」の新説ですね。それと、ライター氏、軽油に灯油を混ぜて「軽油より揮発性が低く」って、書いていておかしいと思わないのでしょうか。

 
「V-92系の排気量は不明だが、最新版の公称最高出力1130hp(psではない)」

 1ヤード・ポンド馬力は1.014メートル馬力です。
 HPは英語でPSはドイツ語です。ドイツはメートル法の国ですが、英語国のアメリカ、イギリス、何れもヤード・ポンドの国です。ですからアメリカ、イギリスで販売される製品の出力がHPで表記されているならヤード・ポンド馬力でしょう。
 一方、英語国でもオーストラリアはメートル法です。2015年型1.5Lロードスターの出力は
日本131PS
イギリス129HP
オーストラリア131HP
でした(アメリカでは1.5Lは販売していません)。

 ですから、HPだからPSとは異なるとは断定できないのです。

 問題なのは製品がアメリカ、イギリスで販売されない場合です。元々のメートル馬力表示が英語以外で表記されていたものが英訳されて(数字はそのまま単位だけ)HPになっただけなのか、数字もヤードポンド換算されたのかわからないことが多いのです。

 ですからロシアの戦車の馬力表記がHPだからといって、それがPS(メートル馬力)と異なるかどうかは分りません。

 

抵抗と燃料消費量

(1) 井上孝司 Koji Inoue on Twitter: "普通の排水量型の船だと、ざっくりいって機関出力の所要が速度の 3 乗に比例するので、ちょっとスピードを上げるだけでも燃料消費はだいぶ増えちゃう。" / Twitter

 燃料消費量については「速度の3乗」ではなく「速度の2乗」で考えなければなりません。

 船の場合、抵抗(力、単位はN(ニュートン))は速度の2乗に比例します。

 出力=仕事/時間=力×速度
 ですから、必要出力は速度の3乗に比例します。

 出力×時間=仕事量ですから、熱効率が同じなら燃料消費量は出力、時間それぞれに比例します。

 速度を2倍にしますと抵抗は4倍、必要出力は8倍になります。同じ距離を航行するなら所要時間は1/2になりますから、必要出力が8倍になっても燃料消費量は4倍です。
 仕事量=力×距離で、力(この場合は抵抗)は速度の2乗に比例するのですから、当たり前ですね。

 という訳で最初の結論になります。

 自動車で平坦路を走る場合、空気抵抗と転がり抵抗を受けますが、空気抵抗に関する燃料消費量も同じ考え方です。

 60km/hで平坦路を走っている時の燃費を32km/L、その時の空気抵抗と転がり抵抗は同じとします。
 100km/hに速度を上げると、空気抵抗は2.777倍に増加し転がり抵抗は変わらないとすると(実際は増加するが)、全走行抵抗は1.89倍に増加します。必要出力は3.15倍です。
 したがって、熱効率が変わらなければ燃費は16.9km/Lになりますが、実際はこれよりいい数字になります。ガソリンエンジンはある程度負荷を掛けた方が熱効率が高いからです。
 電気自動車の場合は逆ですね。

1985年型ヤマハTZ250

1985 ヤマハ TZ250に試乗!【まさか、鉄フレームのTZを体験できる日が来るなんて!】│WEBヤングマシン|新車バイクニュース (young-machine.com)

「’85年式のTZ250はそれまでの前後18インチから前17、後18インチに変更。エンジンは クランクケースリードバルブからケースリードバルブになり、シリンダーやヘッドも新設計となった。日本はバイクブーム、WGPは熱狂時代である。」

「エンジンは2ストロークの並列2気筒。’85年式はピストンリードバルブからクランクケースリードバルブになり、低中速の扱いやすさを解消したというが、僕にはとても難しかった。」

 ライター氏、何を書いているのか全く理解していない様子です。日本ブランドの2ストローク一般市販車が国内市販されていない現在では無理もないのかな。プロとしては失格ですが。1984年型TZ250はピストンバルブですし、ケースリードバルブはクランクケースリードバルブのホンダによる呼称。

「’73年にはエンジンを水冷化したTZ250(350も同時発売)を発売。」

 TZ250の国内発売開始はTZ350発売の3か月程後だった記憶です。ヨーロッパでも同様で、1973年世界GPシーズン当初、350㏄クラスではTZ350が走りましたが、250ccクラスで走るヤマハ市販レーサーはTD3(空冷)だけでした。


 1985年型TZ250ですが、1984年全日本選手権の終盤にプロトタイプが登場し、私は1984年日本GPでプロトタイプを見ました。

 記事にあるようにホンダRS250Rが一般市販されたのは1985年ですが、1984年にも限定供給されており、阿部孝夫(故人)がRS250Rの全日本初優勝を記録しています。
’85~’86 ホンダRS250R (ND5) | motorsport-and-pc.net

 アルミフレーム+リンク式のRS250Rに対してスチールフレーム+リンク無しサス、大丈夫かいなと思ったことを思い出します。
そんな時代から40年近く経ちました。TZをサーキットで走れる状態で維持されている方に感謝です。


 

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