レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
[
529]
[
533]
[
534]
[
531]
[
528]
[532]
[
524]
[
525]
[
527]
[
526]
[
521]
https://www.as-web.jp/bike/585500?all
によると「1974年」だそうですが、誤りです。
1973年の雑誌にグッドイヤーのスリックタイヤの記事があります。国内レースでもカワサキH2R(750㏄)等に装着され出場しています。これは1973年4月、鈴鹿での全日本選手権第2戦で和田正宏のH2Rに装着されたグッドイヤーのスリックタイヤ。
カワサキのアメリカ現地法人KMCでレース活動に携わったランディ・ホールが著したLEAN, MEAN AND LIME GREEN Volume One by Randy Hall, BRG Multimedia 2018によると、アメリカのレースでスリックタイヤが用いられたのは1972年シーズン途中からで、グッドイヤーがスリックタイヤの開発を始めたのは1971年とのことです。
グッドイヤーのスリックは、アメリカの750㏄レースの高速化の中で開発が進められましたが、当時、ヤマハに実戦で走らせられる750㏄レーサーはありませんでした。ヤマハ750㏄レーサーが実戦デビューしたのが1974年ですから、冒頭の記事の「1974年」は「ヤマハにとって」ということなのかもしれません。 PR