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エアインテークの役割(5月9日加筆)

スバルのターボ車「ボンネットの穴」なぜ必要? “穴ナシ”ターボ車も存在!?「エアインテーク」を設ける狙いとは? (msn.com)


「エアインテークの主な役割はエンジンの冷却で、走行風をボンネット内に取り込み、フレッシュな空気を取り入れることでエンジンを冷やし排熱効果を高めます。」

「エアインテークはエンジンの冷却以外にも重要な役割を持っており、それはターボ車に搭載されているターボチャージャー本体の冷却です。ターボチャージャーは、空気を圧縮しエンジンに送り込む装置ですが、その空気が高温だと膨張してしまい、せっかくの効果が大きく低下してしまうことがわかっています。そのためエンジンに流入される前に圧縮する空気の温度を下げることで、同時に効率アップを図っています。」

ターボ車の設定がある「レガシィ アウトバック(アウトバック)」や「フォレスター」にはエアインテークがありません。それはなぜでしょうか。エアインテークがないと過給機に取り込まれる空気が熱くなってしまうのではないかと心配になってしまいますが、その点は問題ありません。」

 ライター氏はインタークーラー(アフタークーラー)の存在を知らないようです。一応、エンジニアだったようですが、エンジニアを辞めて正解だったと思います。

 こちらは別の人による解説。
スバルがターボ車にエアインテークを付け続ける理由 - 自動車情報誌「ベストカー」 (bestcarweb.jp)

(5/9加筆)
 元記事が5月7日17:45に修正され、

「そこで、「インタークーラー」と呼ばれる装置で圧縮して高温になった空気を冷やし、密度を高めてからエンジンに流入して効率アップを図っています。スバル車に搭載される水平対向エンジンの場合、エンジンの上部にインタークーラーが配置されており、そのためボンネットにエアインテークを設けることで効率良く走行風を取り入れて冷やしているのです。」

が加筆されています。

 少しはまともになりました。ただ

「まず、このボンネットに開いているダクトは「エアインテーク」と呼ばれており、エアインテークの主な役割はターボチャージャーの冷却です。」

 とあるので、ライター氏はインタークーラーはターボチャージャーの一部だと考えているようです。
 それと

「エアインテークがないと過給機に取り込まれる空気が熱くなってしまうのではないかと心配になってしまいますが、その点は問題ありません。」

は残ったままです。

「しかし実際に比較をしてみると、やはりエアインテークが開いているほうが新鮮な空気の流入量も多く、より効率が良いのも事実です。」
 
 見かけだけで判断しているのではないでしょうか。あるいはチューニングショップの意見の受け売りかな。

 そもそもライター氏がエアインテークの語義を理解していないようです。

「グリルから新鮮な空気をフード内に取り込んで、ターボチャージャーに流入する空気の温度を下げる設計になっています。ピンポイントでインタークーラーに空気を送れるようにボンネットの裏側にダクトが設けられており、エアインテークがなくても効率良くパワーを出力してくれます。」

と、「グリルから新鮮な空気をフード内に取り込んで」はエアインテークではないとしているのですから。

 ベストカーの記事ではそんなことはありません。
スバルがターボ車にエアインテークを付け続ける理由 - 自動車情報誌「ベストカー」 (bestcarweb.jp)

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