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レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

ハイオクとレギュラーの発熱量

(1) naga on Twitter: "あ、ハイオクは基本レギュラーより比重重いので同じ体積入れるなら重量多く積めるので、今の車や単車ってλセンサー付いて空燃比一定にしようと補正入りますから同じ空燃比(質量比)なら燃費伸びますね(理屈では)" / Twitter

 λセンサーは空燃比センサーではなく空気過剰率センサーですので、燃料変更により理論空燃比が変わっても、排気の空気過剰率を一定に保つためのものだと思っていました。

 つまり、レギュラーからハイオクに変更した場合、同じ空燃比が維持されるのではなく「理論空燃比が変わっても排気の空気過剰率が一定に保たれる」ではないでしょうか?



 それと、確かにハイオクの方が比重が大きいですね。
こちら enginereview_08_01.pdf (jsae.or.jp) では

「一般に,重量当たりの発熱量はパラフィン系炭化水素の方が芳香族炭化水素より若干高いが,芳香族炭化水素はパラフィン系炭化水素より密度が大きいため,容量当たりの発熱量は芳香族炭化水素の方がパラフィン系炭化水素より高くなる。このため,高オクタン価の芳香族炭化水素を多く含むハイオクガソリンの方が,レギュラーガソリンより容量当たりの発熱量は高い。 」


つまり
A 重量当たり発熱量  パラフィン系>芳香族系
B 密度          パラフィン系<芳香族系
C 容量当たり発熱量  レギュラー<ハイオク
(ハイオクの方が芳香族を多く含むため)

ということです。ただ、この手の文に「具体的な数字がない」ことが多いですね。


 こちら 燃料のオクタン価 (ganriki.net) では

 ハイオク(プレミアム)の体積当たり発熱量はレギュラーの0.12~0.76%増し程度です。体積当たり発熱量だけで実条件の燃費に差が出るとはとても思えません。
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外野の主張

【速報】熊谷千葉県知事「外野の主張はもういい」 教員の脱マスク通知、現場尊重を強調 新型コロナ(千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース

 外野を辞書で引くと

外野(がいや)の意味・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
1 《outfield》野球のグラウンドで、内野後方の地帯。一塁・二塁・三塁を結ぶ線と左右のファウルラインとに囲まれた区域。アウトフィールド。⇔内野。
2 「外野手」の略。
3 「外野席」の略。
4 ある事柄に直接関係のない第三者。「―がうるさい」

 知事は、4の意味で言ったと思いますが、これは本来は誤用ではないでしょうか? 控え選手、監督、コーチを除けば、野球は外野手を含む9人でするものです。「観客の主張はもういい」なら分りますが。

 3が転じて4になったのかもしれませんが、外野席も内野席も選手がプレーする場所ではないのは同じなので、あえて外野(席)だけを示すのは意味が通りません。

 それと、生徒、生徒の保護者は「ある事柄に直接関係ない第三者」ではないと思います。



 

原動機付き自転車

原動機付自転車って一体なに? 名前の由来を徹底解説 | バイクのニュース (bike-news.jp)


「日常の足として大活躍する原付の正式名称は原動機付自転車なのですが~」
原付の正式名所は原動機付自転車と呼ばれ、道路交通法では50cc以下のバイク。一般的にも原チャリなどと呼ばれ、身近な存在となっています。」

 日本の法令で「原動機付自転車」を用いているのは割賦販売法施行令だけです。

 排気量、出力等を規定し原動機付自転車を定義している道路運送車両法、道路交通法等では「原動機付自転車」です。

 基本的に法令は、同じものを指す用語は同じ用語を使います。「原動機付自転車」のように何らかの数値が規定されているものはなおさらです。「割賦販売法施行令」が「原動機付き自転車」となっている理由はよくわかりませんが、いわゆる「原稿誤り」ではないでしょうか?

 という訳で、「正式」というからには「正式」を確認した方がよい、という当たり前の結論です。

ブレーキディスクの穴

日本自動車ジャーナリスト協会 近藤 暁史さんの記事です。

一体なぜ開いているの? ディスクブレーキの穴の正体とは | バイクのニュース (bike-news.jp)


「ディスク車輪(ディスク)をゴム(ブレーキパッド)で挟んで止める仕組み。ドラムブレーキは、内側からゴム(ブレーキシュー)を回転するドラムに当てて止める仕組みです。」

これが「ゴム」ですか?

摩擦材|自動車用ブレーキ|製品|製品・技術|曙ブレーキ工業株式会社 (akebono-brake.com)


「ちなみにクルマの場合は今でも穴が空いていないソリッドディスクが主流ですが、理由としてはディスク径をバイクよりも遥かに大きくできるのでブレーキ容量に余裕があることが挙げられます。」

「熱に関してはベンチレーテッドディスクと呼ばれる回転方向に穴が空けられていて、走行時の遠心力で強制的に排熱するタイプを採用しているなどの理由があります。」


 この方、何を言っているかわかっているのでしょうか? 二輪ではあまり用いられないベンチレーテッドディスクが四輪では普通に用いられている時点で、四輪の方がブレーキの過熱に対して余力がないように思うのですが。

参考
JFRMCブログ 義務教育の敗北 (tou3.com)

ヤリスX 1.5 6MT

を購入することにしました。ヴィッツ1.0Fからの買い替えで、納車予定は10月ですが、ヴィッツの車検が来年1月なので、まあまあの時期でしょう。
 ヴィッツ1.0Fにはもう少し長く乗るつもりでしたが、下取りの条件がよかったのが決め手になりました。

JFRMCブログ トヨタ ヤリス (tou3.com)
で書いたとおり、マツダ2 15MBを比較対象にしており、正直、迷いました。スタイルは両車とも気に入っており甲乙つけがたかったのですが、価格以外のヤリスのプラスポイントは

●全長が短い
●車重が軽い(重量税、運動性)
●回転計が見やすい
●アイドリングストップ仕様ではない
●レギュラーガソリン仕様 
●フルモデルチェンジからの期間が短い

でした。他の装備にも差異があるのですが、理由があって無視しています。

 価格についていうと、ヤリス用に社外の15インチアルミホイール+185/60R15タイヤを15万円で購入したとしても、最初の価格提示で両車に18万円の差(ヤリス<マツダ2)がありました。好みの色を選ぶとマツダ2はオプション(3.3万円)になってしまうというハンデがありますが。

 それで、2回目の交渉はトヨタに絞って、さらに下取価格アップしてくれたので契約した次第です。

 ところで、ヤリスがアイドリングストップ仕様でないことをプラスポイントとしていますが、カタログ燃費は次のとおりです。
                            ヤリス  マツダ2
市街地モード   14.7         16.3
郊外モード           20.3         20.7
高速道路モード    22.3         22.1

で、市街地モードで差が大きいのですが、これはマツダ2がアイドリングストップ仕様であることが寄与しています。ですから、ヤリスであっても自主アイドリングストップを行えばその差はなくなるでしょう。
 そして、交差点での一時停止、駐車場での駐車券の受け取り等、ごく短時間の一時停止の際、アイドリングストップは燃費悪化につながることを考慮すれば、むしろヤリスの方が市街地での実燃費がよい可能性が高いと考えます。

 このあたりはいずれ別稿で書きたいと思います。

 なお、マツダ2でアイドリングストップをキャンセルするためには、毎エンジン始動後にキャンセルスイッチを長押ししないといけません。
 
 


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