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JFRMCブログ

レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

2軸クランクV型4気筒

掲示板 http://6022.teacup.com/nodakenichi/bbs
への書き込みをきっかけに0W61についてまとめようとしていますが、0W61のエンジン形式について、当時の雑誌で「V型配列スクエア4」というような表現を見かけます。また、Wikipediaでは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%BBYZR500
に「正確に言うとV4(1本のクランクシャフトに4つのピストン)ではなく、スクエア4の変形タイプ(2本のクランクシャフトを持つ)だった。」との記述があります。
 
 このような記述については次のような疑問があります。
・「V4(1本のクランクシャフトに4つのピストン)」は誰が定義したのか。
・ヤマハのような2軸クランクVの形をVの字で表そうとしても、Vの字の下が繋がらないというのであれば、W型エンジンやH型エンジンはどうなのか。
・ヤマハのような2軸クランクを「V」ではないというなら、スキーのV字飛行(V-Style jumping)は「逆ハの字飛行」と表現すべきではないか。
 
 なぜか日本ではこのようなことについてのこだわりを持つ方が多く見受けられ、ポルシェ917は「水平対向12気筒ではなく180度V型12気筒である」という方もおられます。「水平対向はシリンダーが向かい合わせであることによるのではなく、向かい合ったピストンの動きからこう呼ばれる」ということのようですが、誰がそのように定義したのでしょうか。また、その定義は絶対なものでしょうか。

  私は、ヤマハのような2軸クランクVを「V型4気筒」と表現することに何の抵抗もありません。具体的な構造の違いについては別途、記述すればいいからです。また「2軸クランク」も実は正確な表現ではありません。1992年以降のホンダNSR500のように1の仮想線上に2本のクランクが配置されている場合があるからです。
http://www.geocities.jp/noda_keni/h/00nsr500/00nsr500.htm
 このような機構の違いを単純な言葉で表現することには無理があります。具体的な機構を示さない限り「V型4気筒」は文学的表現だと思っていますし、それでいいと思います。


 
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KR3(ロバーツ)

 チームロバーツは1996年までヤマハからマシン貸与を受けていましたが、1997年から2ストロークV型3気筒500ccのオリジナルマシンでGPを戦いました。当初のマシンはイギリスの会社が製作したものですが、出来がよくなく、新型になります(前2気筒+後1気筒→前1気筒+後2気筒)。

 このエンジンは日本で設計・製作されたものです。
http://plaza.rakuten.co.jp/hidakayoshiaki/27000

 詳細は設計者である日高氏の著書(サムライエンジニア)をお読みいただければと思います。

 著書中に「~イギリスから国際電話がかかってきた。あるメーカーでMoto GPレース監督経験のある人からだった。」、「ケニー・ロバーツ氏~日本人二人が事務所に来た。二人は共に日本メーカーのGP監督経験のある方達だった。」とあります。この「日本人二人」はM氏とO氏ではないかと思っています。

海外留学

 NHKが「若者の海外留学が減っているのは問題。若者のやる気が減少。中国、韓国に抜かれる」というような論調の番組を流しています。特集だけでなくニュースの時間でも、
 これに対してこのような意見もあります。
http://38147946.at.webry.info/201005/article_2.html

 私もこの意見に概ね賛成です。そもそも「留学」とは何をするところなのでしょうか?英語を学ぶところなのでしょうか?それであればわざわざ海外に行く必要はありません。例えば私の部下に英語がペラペラの女性がいますが、彼女は海外旅行の経験はあっても海外留学の経験はありません。しかし、海外の重要な来客と日常的な会話はもちろん、専門的な議論まで英語でこなすことができます。これは日本の大学で専門的な研究をしてきたからできることなのです。

 海外のある大学、研究機関が優れた研究をしているのであれば、そこに行けばいいだけです。日本にまともな大学がないのであれば、海外留学をする必要性が高いと思いますが・・・NHKの報道は日本と韓国・中国等を同一レベルとし他の要因を全く考慮せずに比較していることが笑えます。NHKの屁理屈を立証するためには、韓国、中国だけでなく、アメリカ等々先進国と言われる国々の留学状況を見る必要があるでしょう。もちろん、それは人数だけでなく、若者人口あたりで比較するべきです。

 おそらくアメリカの若者の海外留学志向はそれほど高くはなく、NHK流に言えばアメリカ人のチャレンジ精神は韓国人・中国人より低いものと思われます。

数字の持つ意味

バイクとは関係ありませんが、
http://vitz1f.ninja-x.jp/iroiro/co2/co2.htm
をアップしました。

マスコミに数字が登場しても、その数字をどのように算出したか、その数字にどういう意味があるか、まともに議論されることは少ないと思います。

Vitzの燃費

 ヴィッツ1.0Fの燃費が27.6km/lを記録しました。
 http://vitz1f.ninja-x.jp/fc/fc1.htm

 燃料計のバーグラフの最初のバーがなかなか消えないので、今回の燃費はかなりいいとは思っていました。過去に25km/l以上を記録した時と比べると、最初のバーが消えるまでの距離が20kmほど長かったです。

 留意点は次のとおりです。
・大人3人+荷物で195kg程度が載っています。
・いつものガソリンスタンドに傾斜がありますが、給油口のある車体左側を斜面の山側にしないと十分給油できません。今回も車体左を山側にして給油しました。
・走行中は弱い追い風でした(往路・復路とも)。
・往路の天気はよく、気温が上がってきましたので、20分ほどエアコンを稼動させました。復路は夜間で、エアコンは使用せず。
・渋滞はなく、交通量も少なく、信号で停められることもあまりありませんでした。
・出発前(自宅)にタイヤ空気圧をチェック、2.5kgf/cm2まで上がっていたので、2.4kgf/cm2にしました(標準は2.2kgf/cm2)。

 今回は条件がかなりよかったということでしょう。

 

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