http://www.sankei.com/premium/news/160518/prm1605180007-n2.html
「『惰行法』で測定した際の誤差の範囲は『10%』といわれております。(スズキが行った試験の測定値は)十分、その範囲に入っていると私共は考えておりますが、最終的には、報告差し上げたことを国交省さまが判断すると考えており~」「いま生産している車と、社内にある車で検証していますが…。あまり数値を言うと…~(誤差は)5%までいっていません。その範囲内に入っています」
JC08モードの燃費が3桁まで表示されていますが、
http://www.suzuki.co.jp/car/alto/ の37.0km/の「7」もいい加減ということをスズキが言っているようです。こんな数字で税額も決まるというわけです。
そもそもJC08モード測定法そのものに問題があるのですが、開き直られると困ってしまいますね。国土交通省も舐められたものです。まあ、三菱自動車にも舐められていたのですから・・・
ところで、二輪車も同じテストコース(おそらく竜洋テストコース)で燃費を測定しているのではないでしょうか。 PR
事情があって距離が伸びませんが・・・郊外をドライブしてきました。
http://jfrmc.ganriki.net/nd/ndfc/fc-nd-s.htm
満タン法で29.2km/l、燃費計で26.7km/lです。補給量が少ないので元々誤差が大きいですし、また、本当に満タンになったのか分りません。でも、燃費計でもかなりいい数字でしたので、25km/l以上は走っていると思います。今回、きっちり満タンになったのかどうかは、次回補給時にある程度分かると思います。
加筆しました。
http://jfrmc.ganriki.net/nd/powercurve/power.htm
少しだけトヨタ86と比較してみました。
最近はエンジン性能曲線が車のカタログに載らなくなっています。もっといろんなエンジンと比較してみたいですね。雑誌等では「最高出力」と「最大トルク」と、せいぜいその発生回転数だけで評価されてしまう傾向にありますので。
マツダ車を購入すると、漏れなく勧められるのが、パックdeメンテ。
http://www.mazda.co.jp/carlife/service/care/packdemente/
オイルに関しては半年毎の交換と1年毎のオイルフィルター交換です。明らかに車備付の取扱説明書とは異なりますね。
(5/1加筆)こういうことがあるので、早めの交換を推奨しているのでしょうか。
http://www2.mazda.co.jp/service/recall/705/708/709/704/103/004583.html
ちなみVitz 1.0Fを購入したトヨタディーラーでは、取扱説明書どおりのオイル(フィルター)交換で十分、というスタンスです。
なぜ、オイルの寿命が伸びたのか。それはオイルの品質が良くなったこともありますが、最も効果があったのは、新気によるクランクケース換気システム=ブローバイガス掃気システムが設けられるようになったことです。クランクケース換気システムがなければ、クランクケース内はブローバイガスで充満しており、特に窒素酸化物がオイルを劣化させます。
そんな訳で、パックdeメンテは無視しました。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201604/CK2016042202000136.html
報じられている三菱自動車の偽装手法は、審査官に知識と知恵があれば、偽装と
分ったはずです。
走行性能曲線図はこんな形です。
(
http://www.honda.co.jp/factbook/pi-civic/3vt-s.gif から引用し加筆)
矢印を付けた曲線が、平坦路での速度と抵抗の関係を示します。
走行抵抗=転がり抵抗(一定)+空気抵抗(速度の2乗に比例)
ですので、縦軸の切片が転がり抵抗になります。
転がり抵抗は、車重とタイヤ(サイズ、銘柄、空気圧)で決まりますから、審査する気になれば、三菱車が車重の割には転がり抵抗が小さいことに気がつくはずです。
空気抵抗にしても、他社の似たような車と比較して同一速度での走行抵抗が小さければ、疑問が出るはずです。
事業所内部でも部下の仕事をチェックするのが上司の仕事です。部下が上げてきた計画書をチェックする際、「この数字はおかしくないか?」という疑問がわくことがあります。計算ミスをしているか、計算にあたって考慮すべき事項が考慮されていない・・・ことが少なくないです。
要するに審査官は何もしていなかった、性善説に立つなら審査官なんて必要なかったということです。