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レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

スズキから資金を引っ張るのは簡単

ぐり@関賢太郎 航空軍事記者 on Twitter: "「空飛ぶクルマ」スズキなどから96億円調達 開発連携も: 日本経済新聞 https://t.co/Q6GlWDFxwN 「景色を楽しみたい富裕層や、救急用に病院や自治体などがヘリコプターの代替として購入することも想定」 既存のヘリより圧倒的に性能が低いうえに高価で実績も信頼性もない航空機を誰が買うの?" / Twitter

 MOTO GPから撤退するスズキも出資するようです。

2人乗の電動マルチコプターとしては、中国のEHang216があります。
兵庫県での飛行。


 結構、大きな音がします。ヘリコプターでも騒音の多くはローターが発せられます。ヘリコプターの騒音として表現されるバタバタ・・・音はローター音です。
 ツイッターで「静粛性」を指摘する人がいますが、ローター音を無視していますね。そして、機体重量とともに騒音は大きくなります。

 時速100キロの「エアタクシー」 万博で実用化へ…空飛ぶクルマ 新機種発表:地域ニュース : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 「騒音をヘリコプターの3分の1程度に抑え」とありますが、対比するヘリがどの程度の大きさのものなのかわかりません。また、ヘリの間近の騒音を120dBとすると、1/3といっても40dBになりません。1/3は騒音エネルギーのことでしょうから、dBですと4.8dB減になります。

 まあ、航続距離10kmは問題外ですね。「落ちない」前提なら、飛べるのはせいぜい5km程度でしょう。バッテリーの性能が温度によって変化することを考慮すれば2~3km程度かな。こんな乗り物、何に使うのか。

 本質的にこのようなマルチコプターはシングルローターのヘリコプターと比較し、2地点間の飛行に適していません。エネルギー効率が低いのです。
 電動化するにしても、シングルローターのヘリコプターを電動化する方がもっとまともなものができるでしょう。
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