レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
近兼氏の数年前のマシン
無事50cc.125cc共に車検合格しました! 日本の精密加工技術を結集して、オートバイ世界最速記録更新に挑戦!(近兼拓史 (SMCプロジェクトリーダー) 2024/08/25 投稿) - クラウドファンディング READYFOR
このカウルを改良するとしたら下のマシンになるのではないかと思います。
Bonneville Motorcycle Speed Trials 2014 (youtube.com)
要点は次のとおり。
〇ライダーの前のカウルを凹凸をなくす
〇ライダー後ろのカウル前側を閉じてライダーの尻を密着させる。そのカウルの幅は腰幅より小さくする
〇ライダー後ろのカウル前側の高さを低くする
〇ライダー後ろのカウル後側高さを前側より低くする
〇ライダー後ろのカウルに必要最小限の空気取入口を設ける
〇ライダー後ろのカウル上部の突起(カメラ)を外す
鈴鹿サーキットの設計者 (ganriki.net)
に次の図を載せていました。
しかし、左列は右列を修正したものである可能性があること、右列では1~5に最終案のコースが薄く示されていることから、右列のみを掲載し、関係する文を修正、加筆しました。
誤った歴史 (ganriki.net)
の末尾に以下の文を追記しました。クーパーからホンダへの出荷が1961年12月ということと符合します。
2024.6.16追記
「語り継ぎたいこと-チャレンジの50年」(本田技研工業1999)274頁)によれば、クーパークライマックス1.5ℓを入手したのは1962年5月の半年ほど前とのこと。