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JFRMCブログ

レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

RACERS Vol3

 標題の雑誌を入手しました。
 結論からいいますと、非常によくできています。
 ケビン・シュワンツのRGV-Γが主題ですが、当時の貴重な写真が満載されています。現存するマシンの写真がないことに不満を持たれる方もおられると思いますが、現存するマシンが現役当時と異なっていることが少なくなく、それを前提にした解説がないならば、現役当時の拡大写真を掲載した方がよいと考えています。
 記述もよくまとまっています。細かいところで気になる記述はありますが、おいおいチェックしていきます。なお、ボア・ストロークですが、スズキの某氏が作成したリストとは異なるものがありますので、今後、確認したいと思います。

 ところで私がシュワンツの走りを最後に見たのは1995年日本GPです。レース前の豪雨でレース中止が懸念されましたが、小雨になりレースは無事に行われました。シュワンツはシーズン前に1995年限りの引退を表明しており、1995年日本GPゴール後1周するシュワンツに感謝の言葉を念じたのを思い出します。この時、一つの時代が終わったのです。
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TEAM SUZUKIの誤り

 TEAM SUZUKI は名著です。著者Ray Battersbyは多くの人にインタビューし、日本にも来て取材し、この本を書きました。その労力たるや相当なものです。ただ、残念ながら当時から間違った記述はありましたし、その後、明らかになったこともあります。例えば1959年の浅間で走ったマシンはRBですが、それ以外にV2X、RAというマシンが存在したことは、当時、スズキ関係者以外は誰も知らなかったと思います。

 この本が26年ぶりに再販されたこと自体は喜ばしいのですが、名著であるだけに間違いの固定化に繋がるのではないかとも懸念しています。そこで、
http://noda-kenichi.hp.infoseek.co.jp/zakkan/teamsuzuki.htm
の末尾にTEAM SUZUKIの誤りの例を示すことにしました。

 なお、RS67(125cc4気筒)、RP66・RP68(50cc3気筒)についての誤りは、JFRMCのRS67-Ⅱ、RP66/RP68編に書いたとおりです。
 

RACERS

 VOL1,2ともいい売れ行きだったようです。あるマシン、ライダーについて掘り下げた記事はあまりないですから当然といえば当然かもしれません。
 残念ながらVOL2では間違いが多かったのですが、「素材」とみればいいのかもしれません。
 間もなくVOL3(シュワンツ時代のスズキ)が発刊されます。

 http://www2.biglobe.ne.jp/~yoshi/xj900/saba.html

スペンサーのNS500

 1983年のNS500の所在が明らかになっていませんでしたが、おそらくスペンサーのところにはあるだろうと思われていました。

 そのスペンサーに贈られていたNS500、RS250R-Wが売りに出されています。スペンサーのライディングスクールが閉鎖されたことが報じられていましたが、借金の穴埋めになるのでしょうか。
http://rmdmotors.com/freddie-spencers-ns500-nsr250/

 NS500は、ちょっと見たところNS500F-3002のように見えます。できれば個人コレクターではなく、ホンダに戻ることを期待します。

 それにしても、3回のワールドチャンピオンという統計上の数字以上のインパクトのあったスペンサー、今後が心配です。

ホンダRVF750

 別館のホンダRVF750
http://www.geocities.jp/noda_keni/h/rvf750/rvf750.htm
に写真を追加しました。新たにフレーム番号が判明した2台です。

 

 

 

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