レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
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大阪府の新規新型コロナウイルス感染者数です。
横軸の数字は6月15日を1日目とする日数で縦軸が感染者数です。青線が新規感染者数、茶線が7日間移動平均値です。土日祝日には縦線を入れ上に日を記入しています。 土日に医療機関で診察を受ける人数が減ると考えられるため、その影響が感染者数に現れます。月火に数字が小さくなるのは、複数の検査機関で検査しているのであれば、診察→PCR検査判定→集計・発表に2日要する検査機関での検体数が多いのでしょうか。東京は1日です。
過去の傾向から、明日の数字がある程度予想できるように思います。科学的な根拠はありませんが。
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愛知県のデータを見ると、診察→PCR検査判定→集計・発表は概ね1日要しているようです。先週は木曜がピークでした・・・
東京都のHPと今日のニュースの感染者数で作成してみました。
横軸の数字は3月1日を1日目とする日数で縦軸が感染者数です。青線が日感染者数、茶線が7日間移動平均値です。土日祝日には縦線を入れ上に日を記入しています。
土日に医療機関で診察を受ける人数が減ると考えられるため、その影響が感染者数に現れます。4~5月頃は、診察→PCR検査判定→集計・発表に2日要していたようですが、最近は1日です。
明日の結果はなんとなく想像できるように思います。
なお、東京都に関しては、緊急事態宣言は4月7日に発せられ、5月25日をもって解除されました。
最近、医療関係者のtwitterをよく見ています。
食事時の方は以下は読まないでください。
https://twitter.com/Ortho_FL/status/1270566249852891136
サルモネラ食中毒で思い出したこと。
実は25年程前にサルモネラ食中毒で入院したことがあります。8月10日頃の金曜日、職場の仕事の打ち上げで居酒屋に行き、翌日は、あるイベントに子供を連れて行き、午後4時頃に帰宅、休憩して午後6時頃に実家に向かい8時に着いて食事し・・・午後10時に発症。
下痢→吐き気→下痢・・・の繰り返し。水を飲んだらすぐ出る感じ。熱は38℃位~39℃位を繰り返し・・・本当に苦しかった。日曜日に公立病院に行ったけど、当直医が外科で点滴もしてもらえず。月曜日に行くと、すぐ入院して点滴開始・・・入院しても2日くらいは吐き気に襲われました。5日程入院したのかな。
以下は、私が調べた個人的な見解です。
〇細菌性食中毒は「腐ったものを食べた」から発症するのではない。
〇微生物が多い食品の代表は納豆。でも、これを「腐っている」とはいわない。微生物が増えて人間にとって都合のよい状態になったもの。
〇「腐ってる」、「腐敗」とは、微生物が増殖して、食品の色、味、臭い等が人間にとって不快なもの、食べる気にならない状態になったこと。
〇食品が腐っていれば普通の人は食べない。サルモネラ食中毒になるのは、食品が腐敗していないのに、サルモネラ菌数が食中毒を起こすレベルに達したから。
〇某牛乳の黄色ブドウ球菌食中毒事件は、黄色ブドウ球菌の増殖により耐熱性毒素が産生され、製造過程の加熱で黄色ブドウ球菌は殺菌されたが、毒素は残り食中毒を起こしたもの。牛乳の色、味、臭いに異常はなかった。
医師なら「腐敗」という言葉はあまり使わない方がいいと思います。腐敗していれば(無理して食べない限り)食中毒にはならないのですから。
問題なのは、「塩素ガス0.5ppm」を参照していることです。https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/11872/p/1746,2908,2909/related/1
ではEUリスク評価書の数字とのことです。
EUリスク評価書
http://www.nihs.go.jp/hse/chem-info/eu/euj/7782-50-5_j.pdf
一部引用すると
「ヒトにおける NOAEL が 0.5 ppm(1.5 mg/m3)であることを示す詳細な証拠が、Schins et al. (2000)が公表した Emmen and Hoogendijk(1997)の試験によって示されている。この試験は、 十分な記載がなされており、また臨床試験の実施基準(GCP)に準拠している。この試験の 目的は、以下の通りである。 1) 低濃度の塩素への曝露により、げっ歯類で誘発される様な鼻への影響が、人間でも 誘発されるかどうかを見極める。 2) ヒトのボランティアを 0、0.1、0.3 ないしは 0.5 ppm(0、0.3、0.9 ないしは 1.5 mg/m3) の塩素に曝露し、曝露により生じ得る呼吸器系への影響を確認する。
8 名の男性ボランティアが、4 つのうちのいずれかの濃度で、1 日 6 時間で連続 3 日間曝露 された。1 名のボランティアは、試験とは無関係な理由により参加を中止したため、デー タ分析は 7 名の被験者のものに限られた。
いくつかの有害影響がボランティアから報告され、医師がそれを記録した。それらのほとんどは、曝露に関連していると考えるのは「難しい」ものであるか「妥当性が低い」ものであった。以下に示す影響が、投与に関連していると考えるのが「妥当である」と判断された。 鼻洞の緊張(1 例)、眼の刺激症状(5 例)、咳(2 例)、鼻詰まり(2 例)、喉の渇き(1 例)、口 の渇き(1 例)、喉の刺激症状(1 例)、呼気喘鳴(1 例)、鼻腔における粘液産出(1 例)。」
原文(英語)はこちら。
Some adverse effects were reported by the volunteers and registered by the physician. Most of them were classified as “impossible” or “unlikely” to be treatment related. The following effects were judged as “possible” to be treatment related: sinus tension (1 case), eye irritation (5 cases), coughing (2 cases), nose congestion (2 cases), dry throat (1 case), dry mouth (1 case), throat irritation (1 case), expiratory wheeze (1 case), mucus production in nasal cavity (1 case). The study concluded that nasal lavage measurements did not support an inflammatory response or irritant effects on the nasal epithelium. Furthermore no significant effect on lung function parameters was found. The study did not support an inflammatory effect in the nose nor shows changes in the respiratory function at repeated exposure up to 0.5 ppm (1.5 mg/m3).
そして、急性毒性のまとめとして
「ヒトのボランティアを対象とした信頼性の高い試験では、最高 0.5 ppm(1.5 mg/m3)の塩素 に数日間曝露しても、鼻腔に炎症性の影響が生じることはなく、また、呼吸機能にも変化 は示されなかった(NOAEL)。 」
0.5ppm以下で影響が出ている(しかも、0.5ppmなのか0.3ppmなのか示されてない)のにこのような評価になっているのは、試験が呼吸器系への影響(呼吸機能)を確認することが目的なためなのか?
どちらにしても「6時間/日、3日間」の結果であり、毎日噴霧する、時間が6時間が越える、若年者、という条件でないことは確かです。
また、刺激性について
「ヒトのデータに基づくと、眼に対する刺激性影響は、0.2~4 ppm(0.6~12 mg/m3)の濃 度の塩素で認められている。」
とあります。
この基準は「ACGIH」のようです。アメリカ産業衛生専門家会議が定めた許容限度です。日本産業衛生学会の許容濃度等はTWAではなく最大値です。なので、メーカーがいう基準はACGIHと判断しました。
どちらにしても、この基準は環境基本法に基づく「環境基準」と異なります。環境基準は、年齢、(原則)暴露時間を考慮しないのに対して、(例えば)産業衛生学会許容濃度等は条件があります。当然、労働者ですから中学生以下は対象外でしょう。
許容濃度の説明を引用しますと、
許容濃度等の性格及び利用上の注意(1~4、8~10は略)
5.人の有害物質等への感受性は個人毎に異なるので、許容濃度等以下の暴露であっても、不快、既存の健康異常の悪化、あるいは職業病の発生を防止できない場合がある。
6.許容濃度等は、安全と危険の明らかな境界を示したものと考えてはならない。従って、労働者に何らかの健康異常がみられた場合に、許容濃度等を越えたことのみを理由として、その物質等による健康異常と判断してはならない。また逆に、許容濃度等を越えていないことのみを理由として、その物質等による健康異常ではないと判断してはならない。
7.許容濃度等の数値を、労働の場以外での環境要因の許容限界値として用いてはならない。
1.化学物質の許容濃度
許容濃度とは、労働者が1日8時間、週間40時間程度、肉体的に激しくない労働環境で有害物質に暴露される場合に、当該有害物質の平均暴露時間がこの数値以下であれば、ほとんど全ての労働者に健康上の悪い影響が見られないと判断される濃度である~(注:塩素のような)一部の物質の許容濃度を最大許容濃度として勧告する理由は、その物質の毒性が、短時間で発現する刺激、中枢神経抑制等の生体影響を主とするためである。
このような性格の違いから、同一物質について環境基準と産業衛生学会許容濃度が定められている場合、環境基準値が小さい値になります(塩素の環境基準は定められていません)。
ですから、「0.5ppm」を「環境基準」と、いかにも一般環境に適用される基準であるかのように表示し、これを参照することは問題があります。
このように見ていくと、0.5ppmという数値を室内に適用される安全な基準として参照することはできないとしかいいようがありません。
そもそも、前回、示したように連続使用で室内濃度が上昇し塩素0.5ppmを越える可能性がありますし、室内の実条件は部屋の形、家具の配置が大きく異なり、人の位置によって、実際の濃度が想定より高くなることは十分考えられます。また、気体ではなくミストを吸い込むこともあります。
ラットの吸入試験をしているじゃないか、とおっしゃられる方もおられると思いますが、これだけで人体へ悪影響がないことが確認されるのなら、こんなに楽なことはありません。また、ラットの吸入試験の条件と実条件がどの程度異なるかすら、私にはわかりません。
メーカーが行った実験だけで、「安全」とすることには疑問があります。
ましてや、このメーカー以外の製品については、さらに高濃度の次亜塩素水を噴霧する例もあります。この場合、0.5ppmですら越えることが予想されます。
そもそも、化学物質を空気中に拡散し人に吸引させることのへのリスク評価がこの程度のレベルなのが信じらせません。PM2.5に大騒ぎしたのが嘘のようです。