レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
[
552]
[
547]
[
546]
[
548]
[
544]
[541]
[
543]
[
542]
[
540]
[
515]
[
539]
1980年350ccのチャンピオンはJon Ekeroldで、マシンは車体がビモータ、エンジンはヤマハTZ350です。当時のヤマハニュース
https://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/cp/library/yamaha_news_jpn/pdf/index/
208YamahaNews_J_1980.pdf
では「350ccとサイドカーの2クラスでもヤマハ、メーカー選手権獲得! メインレース500ccクラスとは趣を一変し、世界最強の市販レーサー”ヤマハTZ350”を駆るプライベートライダーとカワサキファクトリーマシンの対決がファンの目を釘づけにした350ccクラス。注目のメーカー選手権は、J・エクロルド、J・チェコットなど圧倒的台数を誇る”TZ勢”の活躍によって3年ぶり、6度目ヤマハの手にするところとなった。」
とヤマハのタイトル獲得として報じています。
しかし、MOTOGPのウェブサイト
https://www.motogp.com/en/Results+Statistics
ではEkeroldのマシンは「Bimota」、350ccクラスのメーカーチャンピオンも「Bimota」になっています。このため、1980年にEkeroldが挙げた3勝はヤマハ500勝にカウントされていません。
このように「ヤマハエンジンを搭載している社外フレーム車」であるがために500勝にカウントされていないのは、次のとおりです。
年 クラス 勝数 ライダー マシン
1971 350cc 1 ジェフリーズ ヤムセル
250cc 1 マックロウ ヤムセル
1980 350cc 3 Ekerold ビモータ
1 セコット ビモータ
1981 350 2 Ekerold ビモータ
1 Fernandez ビモータ
1983 250 1 バルデ シュバリエ
1 ラディゲ シュバリエ
計11勝です。この11勝をヤマハの勝利数にカウントするなら、500勝達成は2015年になります。 (続く)
PR