レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
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22頁の1962年についての記述、50㏄のクライドラーが東ドイツのマシンになっています。MZと勘違いしたのでしょうか? もちろん、西ドイツの誤りです。
23頁の写真3がマン島T.T.の250になっていますが、アルスターGPの125の誤りです。
写真8が62年のマン島T.T.250予選になっていますが、レース本番の誤りです。
250㏄クラスのゼッケンは緑地に白数字というようにクラス毎にゼッケンの色が異なっていたのですが、UK、マン島でのレースは(世界選手権以外でも)前ゼッケンのみ白地に黒数字でした(写真3のように)。ただ、マン島の公式練習では前ゼッケンもクラス毎の色だったのです。写真8のマシンの前ゼッケンは白地に黒数字ですからレース中であることが分ります。当時のマン島は2台ずつゼッケン順にスタートしますから、写真のゼッケン9、10は同時スタートで、ゼッケン10レッドマンが9北野を(タイム上でも)少しリードしているところです。1周目と思われます。
ところでofficial practice を予選と訳すことが多いのですが、通常のレースでは(スタート位置がpractice のタイムで決まるので)それでもいいでしょうが、マン島の場合はそうではないので、やっぱり「公式練習」と訳してほしいところです。
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八重洲出版から発売されていました。
21頁下の写真が「1962 イタリアGP350」となっており、「62年~レッドマンが~ダブルタイトルを獲得~」とあります。
写真のライダーがレッドマンかのような説明ですが、写真のライダーはボブ・マッキンタイアです。そしてイタリアGP350ではなくオランダGP(ダッチTT)350です。この風景がイタリアGPに見えるのは困りものです。また、イタリアGPが行われたのはマッキンタイアの死後です。
今朝、出張先のホテルで早朝にテレビをつけると、見覚えのある写真が写りました。
BS朝日の「日本の力」という番組の中で「ブックスドクター」(本の修理をする方)と依頼した人達が取り上げられていたのですが、テレビをつけた瞬間に「世界のランキングを求めて」の写真が・・・
途中から見たのですが、依頼者の父上は本田技術研究所の社員だったようで、退職して販売店を経営、息子さんが店を継がれたようです。
この本は、1961年のホンダの世界GP125/250㏄クラス制覇を記録した豪華本で、125/250㏄クラス中心ですが、350/500㏄、サイドカーも取り上げられていますし、その他にも多くの記事があります。付録は第2戦西ドイツGP250㏄のソノシート。
私は1977年3月頃に入手しました。発行したのはモータースポーツランドで、モータースポーツランド→テクニランド(1962年6月)→ホンダランド・・・・・現在はモビリティランドです。
https://www.mobilityland.co.jp/company/history/
入手直後、ホンダランドにこの本について問い合わせたところ、日本語版10000、英語版2000冊が発行され、一般市販はされず、社員、関係者に配布されたということでした。

このタイトルの本を買いました。
https://www.amazon.co.jp/Agostini-Giacomo-chronique-dun-mythe/dp/288461141X/ref=sr_1_15?ie=UTF8&qid=1502194098&sr=8-15&keywords=giacomo+agostini
正しいタイトルは”Giacomo Agostini et les MV 3 cylinder, chronique d'un mythe"です。
同じ著者による”Mike Hailwood et la Honda 6"が素晴らしい内容でしたので期待していましたが、大事なことを忘れていました。Mike~の方は英語訳のノートを本購入前に入手していましたが、こちらはフランス語のみ。
この本の存在は知っていましたが、「読めない」ということで敬遠していました。古本屋で見かけて思わず購入してしまったのです。取りあえず図表のみは何とか読みました。
現役時代のアゴスチーニは知りませんが、1989年頃の日本GPで、金曜日のプラクティスの後、キャリーバックを引っ張りながらホテルに向かって歩いているアゴスチーニを見た(というか目の前を歩いていた)ことがあります。

買いました。
http://www.modelfactoryhiro.com/new/archives/21942
「RC174は、250ccのRC166のエンジンを元に
ボアサイズを同一のままストロークをアップすることで350ccにしていることから、エンジンの外観はほとんど見分けがつかないほどRC166と酷似しています。車体に関してもRC166との共通パーツが多く、
大きく異なるのはガソリンタンクくらいであり、RC166の丸みのある形よりも角ばったデザインになっています。フロントフェンダーステーも穴の形状に違いが見られますが、
それ以外では簡単に見分けられないため、本書はRC174の写真がメインとなっておりますが」
とありますので、また間違いだらけの解説が流布されるのかと思いましたが、その懸念は払拭されました。何しろ解説がないのです。自らの限界を認識したかのようなこの潔い編集方針に感動しました。無駄な活字スペースの代わりに写真がこれでもかと掲載されています。そんな訳で「買い」です。
参考までに、掲載されているのは順に
ゼッケン3+ストリップ:RC174F-302(このフレーム番号プレートが写真に写っている。エンジン番号は不明。)
(少し写っているゼッケン60はRC174E-802/RC174F-301(推定))
ゼッケン7:RC166E-102/RC166F-102(推定)
エンジン単体:RC165-102(推定。「E」の刻印はかつてはなかったは今は?)
マシン細部:RC166E-102/RC166F-102(推定)
ただし、動態保存という名の新造エンジンがありますので、写真はご参考程度に。
参考
http://jfrmc.ganriki.net/rc166/rc166-3.htm