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JFRMCブログ

レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

航空機へのレーザー照射

(2) JSF on X: "日本でも航空機へのレーザー照射は普通に逮捕されています。 https://t.co/0WJ7fa0urj" / X


Masa / Whiskey Papa Airshowsさんの

「米国では重大な犯罪行為として捕まえてるけど、日本では「イタズラ」くらいの感覚でやってる馬鹿がいるのが本当に腹立ってたので、バンバン捕まえて吊して欲しい」


に対して、JSFさんが

「日本でも航空機へのレーザー照射は普通に逮捕されています」と書き、書類送検という記事も紹介

という流れです。


 JSFさんは、「逮捕」、「書類送検」されたのだから「航空機へのレーザー照射は日本でも重大な犯罪行為」と言いたいのでしょう。

 逮捕、書類送検されても、起訴されるかどうかわかりませんし、起訴されても有罪になるとは限らないのですから、JSFさんの主張を裏付けるためには、書類送検された後、起訴され、厳しい罰則が適用されたことを示す必要があります。

 さて、こちら
《ニュース解説》航空機へのレーザー照射──陸自ヘリ事案から考える実態と対策|Jディフェンスニュース(自衛隊・防衛省のニュース)

では、2015年12月に、沖縄県普天間基地でアメリカ海兵隊のヘリコプターに約9分間もレーザーを照射し続けた男が威力業務妨害容疑で逮捕され、有罪(罰金50万円)となった事例が示されています。

 個人的には、かなり悪質な事案だと思いますが、これでも罰金50万円なんですね、という感想です。











 
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算数

(2) けんたろ| 知識図解 on X: "小3の息子の算数のテスト。なんで×なるかホンマ理解できへん。。 https://t.co/d9Npa1iPfD" / X

 私は、小3なら8でも8.0でもどっちでもいい派です。

 
 ただ、「8」派の意見にある

〇学校で教えられたとおりやるのが正解
〇これは算数であって科学ではない。

という考え方は、算数が社会で何の役に立つか、なぜ算数を学ぶ必要があるか、の否定だと思います。

 (2) ときパパ_ヨの中の人 on X: "8.1 には明確にならない意味が、8.0 では明確な意味を持ってしまう。例えば四捨五入している場合、7.95〜8.04 を含むという意味になります。" / X

 という意見は、「小学3年生は知る必要はない。自分勝手に勉強するな」と言っているように思えます。


 ところで、有効数字について、市立神戸高専では次のように説明しています。

append-1-2.pdf

 私が大昔に習ったことも同じだった記憶です。

 この中の

有効数字48と表わした量 a は次のことを意味する。 47.5 ≦ a < 48.5 

を覚えている人は多いようですが、

 例えば最小目盛りが1mmの物差しで長さを測るなら、0.1mmまで読みとる。 
 ただし、アナログ表示でも、特に指針を使ったメーターなどでは、そのメーターの感度を確かめ、その感度の桁までを有効数字とする。 
 しかし、測定器の感度が高いからといって、測るものによっては、値が非常にゆらいで、測定器の感度いっぱいまで有効とは考えられない場合もあるので、こんなときは、最終結果を出す段階で、どの桁数まで意味があるか、実験条件に応じて判断し直す必要がある。有効数字は最小桁に誤差、あいまいさが含まれる。 

 を(特に下線部)覚えている人は少なくないように思います。



リッターあたり出力

 ホンダNR750(市販車)の開発について、元ホンダの山中勲氏は著書(ホンダ・フラッグシップバイク開発物語)の中で

「このマシンはレースに勝つために考案され、熟成されてきたエンジンをベースとして~」
「750㏄の排気量でありながら若干の改造をすれば160psを発揮することはテストにより確認していた。エンジンの性能の高さを表現する方法として、リッターあたり出力で評価することがある。市販車エンジンにおける当時の実力としてはリッターあたり150psが限界と考えられていた。この計算を行うとNRは160ps/0.75=213ps/lとなり、当時の限界を1.4倍も超えていたことになるのだから、いかに構造的に優れていることがわかる」

 「限界を1.4倍も超えていた」ら、その値は限界の2.4倍になるのでは? 「限界の1.4倍に達していた」か「限界の1.4倍を超えていた」(213/150=1.42で1.4を超えているため)の方がよいと思います。

 さて、
出力=回転数×トルクですが、回転数限界は気筒あたり排気量に大きく左右されます。レーシングエンジンで高出力を得るために多気筒化(気筒あたり排気量減少)が検討されるのはこのためです。


 ですから、複数のエンジンの性能を比較するのに、気筒あたり排気量を揃えずにリッター当たり出力を比較しても無意味です。当時の4ストローク250㏄4気筒の市販車は4メーカーとも45ps(自主規制値)だった記憶ですが、このリッターあたり出力は180psですので、山中氏の評価方法では「NR750より構造的に優れている」ことになります。


 









 

スズキGT750のキャブレター

スズキ モーターサイクル史(リンク) の終わりのところで、「スズキ モーターサイクル史 2ストロークマシンの系譜 1952-1985」でのGT750に関する記述の誤りについて書きましたが、さらに本書とGT750(リンク)でSU32となっているのはBS40の誤りと分りましたので、加筆しました。

スズキ モーターサイクル史 2ストロークマシンの系譜 1952-1985(2)

   公開校正に追加しました。

スズキ モーターサイクル史(リンク)

 読んでいておかしいと気が付いても、校正するとなると資料を確認しないといけないので、ちょっと時間がかかってしまいました。


 内容について一部補足します。

 1970年デイトナでスズキTR500(XR05)が優勝を逃したことについて、本書99頁に

「ロン・グラント~楽々と制するかと思われた~最終ラップで燃料切れに見舞われてしまう」

 とあります。本書が参考にした「Suzuki Motorcyces - The Classic Two- Stroke Era By Brian Long, Veloce 2018」110頁では

「~ran out of fuel on the last lap」

とあり、本書(日本語)はこれを訳したものです。

 しかし、このレースはCB750レーサーに乗るディック・マンが優勝、デイトナ200における初の日本車による優勝ですので、こんな展開ではなかった記憶があり、レース記録を確認した次第です。

 TR500がデイトナ200で首位を走りながら終盤にリタイアしたのは1972年です。原書の著者はこのレースの記憶と勘違いしたのでしょうか?

 当時のCycle Worldの記事 Daytona 72 | Cycle World | JUNE 1972

「With one lap left, and a 15sec. lead over 2nd place Don Emde, fate took over. Coming out of turn two, Perry’s chain snapped and the bike slowed to a halt,」
 
 ペリーが最終ラップにリタイアしたと誤解されることがありますが、最終ラップにチェーンが切れたのなら、残り1周ではなく残り(例えば)半周になります。レース記録でもペリーの周回数は優勝したドン・エムデ(プライベート・ヤマハTR350(空冷2気筒市販レーサー))より2周少ない51周(14位)でした。






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