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レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

RACERS Volume 70


RACERS Volume 70 (ganriki.net)

を公開していますが、元資料の19、35、51頁の結果表もチェックしましたので、校正結果を追加しました。
  他にも加筆した箇所があります。
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道路使用許可

フジ「逃走中」制作会社 マンション出入り口塞いで撮影、敷地を無断使用 モラル皆無の迷惑ロケに住民激怒 指摘しても「一般の方とは違う」と強引に(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース

 道路交通法に基づく道路使用許可は道路交通法第1条

第1条 この法律は、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、及び道路の交通に起因する障害の防止に資することを目的とする。

を達成するために規定された第77条第1項の許可制度によるものです。この「道路」は公道、私道、あるいは見かけは道路ではなくでも交通の用に供される場所を含みます。

 この許可は道路占有許可ではなく、私有地への侵入を認めたものでもありません。あくまで道路交通の観点から判断されます。

 私有地で所有者に断りなく撮影することは私権の侵害です。
 また、一般交通の妨げをすることも違法です。

テレビ局も勘違いする道路使用許可について! #110番通報してみた - 30歳からの隠居生活 (hatenablog.com)


 ましては、許可を受けた内容と異なる行為を行い、交通の障害を生じたわけですから相当悪質な無許可ですね。

 気になるのは「所轄の警察署からも道路使用許可書の申請内容について改善の指示をいただきました。」で、そのまま読むと「許可申請書の内容と行った行為が異なるので、申請書の内容を改ざんするよう警察から指示を受けた」ように読めてしまいます。

 「申請内容を間違えてました」で済む話ではありません。たとえ許可になる行為であっても、事前許可を受けなければ第77条第1項違反です。
 そもそも道路使用許可の許可基準はどうなっているのでしょうか?
 
 

最高出力の相対比較

レーシングエンジン出力の相対比較 (ganriki.net)

を公開しました。


 F-1では1957年以前はメタノール等の燃料が使用されており、1958年以降に石油系燃料になりました。1960年代のエンジンと比較できないため、ベンツの1機種のみ参考として取り上げました。

1960年代のホンダRCレーサーの出力

『マン島TTレース初出場』。 若者たちは、力いっぱい世界にチャレンジした / 1959 | 限りない夢、あふれる情熱 | Honda公式サイト (global.honda)

では

RC142 17.4PS、RC141 15.3PS、モンディアル(1956) 16.5PS

とあります。他の文献ではRC142 17.3PSとされています。

 
 排気量と回転数 (ganriki.net) で書いたように「回転数限界は近似的に気筒当たり排気量の1/3乗に反比例する」し、出力も同様に「近似的に気筒当たり排気量の1/3乗に反比例する」します。ですから、RC142の出力がモンディアルを上回っていても16.5×(2の0.333乗)=20.8PSよりかなり低く、1959年時点では換算出力レベルはモンディアルより低いものでした。

 1960年代のホンダRCレーサーについて、同様に上の関係式等々から250㏄4気筒相当出力を計算して年ごとにまとめてみました。

 
 検討途中なので機種名等は記入していませんが、RCレーサーについて詳しい人ならイメージがつかめると思います。なお、モンディアル125単気筒は41.8PSになります。
 
 多気筒化による様々な困難は無視した上での比較であることを忘れないでいただきたいのですが、ホンダRCの換算出力レベルがモンディアルの換算出力を上回ったのは1962年頃です。



空気抵抗と出力


「速度の2乗」で増える空気抵抗 アリエル・アトム 4 効果絶大のスクリーン トンネルでテスト(AUTOCAR JAPAN) - Yahoo!ニュース

「さらに空気抵抗は、速度に対して約2乗で増える。速度が2倍になったら、空気抵抗は約4倍に増える。3倍まで加速したら、約9倍に増加する。65km/hで走るのに40psが必要だとした場合、195km/hで走るには約360psが必要だということ。これは単純計算ではあるものの、空力特性の改善へ多額の予算が割かれることを納得させる物理の法則だ。」

 物理の法則を理解していない方が書いた記事です。

 速度の2乗で増えるのは空気抵抗(力(ちから))。
 出力=力×速度なので空気抵抗に対応する出力は速度の3乗に比例します。

 記事は誤りですし、平坦路時速65kmで40PSも必要な普通乗用車はありません。

 マツダロードスター(1.5リッター、モデルチェンジ前132PS)の65km/h時の空気抵抗出力を3.5PS、転がり抵抗出力を3PS程度としますと、最高速204km/時には各々108PS、9PS、計117PSになります。65 km/hの抵抗に相当する出力の18倍です。27倍にはなりません。


 なお、204km/hでのロードスターのエンジン回転数は5速で6600rpm程度で、この時の発揮可能出力は126PS程度です。

参考 (131PS仕様、頁名が技報でなく技法になっているのがマツダらしい)
マツダ技法32_150216 (mazda.com)



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