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レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

RC146-4RC146

RC146-4RC146  HONDA (ganriki.net)

 の続き(1965年、現存するマシン等)を公開しました。

 当該頁の冒頭に

1963年世界GP最終戦日本GPで登場したホンダ125㏄4気筒について「世界二輪グランプリレースに出場したホンダ レース用エンジンの開発史」(略)では機種とレース出場時期を次のとおりとしており、日本語の大抵の記事がこれに従っている。


RC146   1963年日本GPに登場した2バルブ型
2RC146  1964年第2戦~1965年第4戦を走った4バルブ型
4RC146  1965年第5戦マン島で登場した新4バルブ型


 しかし、1964年日本GPで撮影されたマシンのエンジンは1964年東ドイツで撮影されたマシンのエンジンとは明らかに異なる。つまり1964年シーズン中、少なくとも2種類のエンジンが使用されたのである。そして、後期のエンジンは現存4RC146Eに酷似している。そこで、次の区分を想像して記事にする。想像なので信用しないでいただきたい。


RC146   1963年日本GPに登場した2バルブ型
2RC146  1964年第2戦~1964年シーズン後半を走った4バルブ型
3RC146  1964年シーズンに登場した新4バルブ型
4RC146  1964年終盤に登場した新新4バルブ型
 
 
と書いたように、「想像」ですのでご留意ください。



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大人も意外と間違える「5.6÷0.5」


大人も意外と間違える「5.6÷0.5」→解けますか?《あまりが出る小数のわり算》 | TRILL【トリル】 (trilltrill.jp)


  5.6÷0.5=11.2

だと思ったら、日本数学検定協会認定「数学インストラクター」によると

11余り0.1

だそうです。こんな計算に何の意味があるのかと思います。


 例えば「1万円札が10枚あります。これを4人で割りなさい」なら、答えは「2余り2」になるのは分ります。金額ではなく枚数を割るのですから。1万円札2枚をハサミで切るわけにはいきません。金額なら「10万円を4人で割れば1人あたり2万5千円」ですが。


 しかし、表題の問題では5.6と小数点以下の数字がすでにあり、
これを0.5で割ります。「0.5」で割る、いや「0.4で割る」でも同じですが、この式の意味をあえて書くなら

 5.6は0.5の何倍ですか?

であり、そもそも「割り算で余りを出すような計算方法」の概念を超えているように思います。


 


 

デンソーの燃料ポンプ

デンソー 前代未聞の燃料ポンプ不具合が引き起こした大量リコールの影響(Auto Prove) | 自動車情報・ニュース - carview! (yahoo.co.jp)

 記事中に「その2.5mpa程度の低圧力でガソリンがエンジン側に圧送されるのだ」とあります。

 mpaという単位はありません。こういう誤りがあると記事全体の信頼性が損なわれますね。単位が間違っているのか、数字が間違っているのか・・・

 2.5mPa ≒0.000025気圧

 2.5Pa≒0.025気圧

 2.5MPa≒25気圧

ですが、2.5Paですと燃料タンクとエンジンの高低差による圧力にすら達しませんね。

 ところで、私の990Sは対象外のようです。

デミオ/MAZDA2、アクセラ/MAZDA3、CX-3、CX-5、CX-8、その他5車種のリコールについて|リコール・サービスキャンペーン等情報







50㏄スーパーチャージャー

「3000万円の原付き」が世界最速を更新! 4年連続1000万円損失の"悪夢"を乗り越えた男の執念(週プレNEWS) - Yahoo!ニュース



「エンジンにただSCを取り付けるだけなら簡単です。ところが50ccエンジンでは、せっかく取り付けてもパワーアップしないんですよ」
「SCを回すためにエンジンの力を最低でも3馬力(ps)ほど必ず使うからです。しかし、カブの50ccエンジンはたった3.8psしかない。残りの0.8psだけじゃ自転車より遅くなっちゃう(笑)。」

 0.8PSをスーパーチャージャーでパワーアップすると考えているようです。万事この調子ですね。
 

 私なら次のように考えます。

 カブ50の最高出力 3.8PS

 これはエンジン内部フリクション(摩擦損失)によって減じられた後の出力で、フリクションによって減じられる前は4.5PS程度とします。

 これに1kgf/cm2の過給をします。大気圧を1kgf/cm2とすると吸気の圧力は2kgf/cm2になります。

 出力は吸気量に比例するとすると

 フリクションに減じられる前の出力は9PSになり

 これからフリクション0.7PSとスーパーチャージャー駆動損失3PSを引くと

 5.3PSになり39%の出力向上です。

 実際はこんなに単純な話ではありませんが、基本的なことということでご理解ください。

 

富士モータースポーツミュージアムに展示されているホンダRC162

布垣 直昭/トヨタ博物館館長 on X: "天才ライダー️マイク… https://t.co/ukD8xl1q0M" / X (twitter.com)

「天才ライダー️マイク ヘイルウッド‥と聞いてピンとくる方は古参の2輪ファンですね~ロードレース世界選手権250ccクラスに参戦2年目にして、出場した10戦で全勝の快挙を遂げ、ライダーズとマニファクチャラーズの両タイトルを獲得した際の実車です」

 「出場した」の主語がホンダなら1961年は11戦10勝です。
 「出場した」の主語が
「ホンダRC162」なら、1961年は参戦1年目です。

 「ホンダによる250㏄参戦2年目にしてRC162が出場した~」

と書きたかったのでしょう。

 さて、

 Honda Collection Hall | コレクションサーチ (mobilityland.co.jp)

 ではヘイルウッドが5勝したとありますが4勝の誤りです。勝利数はヘイルウッド4、トム・フィリス2、ジム・レッドマン2、高橋1、マッキンタイヤ1の合計10です。
 第1戦でRC162は走らず、ギャリー・ホッキング(MVアグスタ2気筒)が勝ちRC161のフィリスが2位でした。


 で、展示されているマシン、フェアリングがヘイルウッドのマシンとは異なります。下のリンク先の写真は1961年マン島250㏄でヘイルウッドが優勝した時のwinners enclosureで、ゼッケン10がヘイルウッド(優勝)、ゼッケン15がフィリス(2位)ですが、2台のフェアリングの前ゼッケン部が異なるのが分ります。富士に展示されているマシンのフェアリングはフィリス仕様です。

Mike Hailwood and Tom Phillis (Honda) 1961 Lightweight TT (ttracepics.com)

 また、ヘイルウッドのRC162のフェアリング下部には下リンク先のようにT字型の孔が3つ開けられていました。マシン貸与を受けたヘイルウッドのチームで加工したものです。

Mike Hailwood (Honda) 1961 Lightweight TT For sale as Framed Prints, Photos, Wall Art and Photo Gifts (ttracepics.com)

 また、1961年当時のヘイルウッドは「左足ブレーキ、右足シフト」ですが、このマシンは「右足ブレーキ、左足シフト」です。


 この展示マシン、以前はゼッケン100を付けて「1961年西ドイツGP優勝車 No100 高橋国光」とされていたマシンのようです。


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