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レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

NDロードスター標準サイズタイヤの重量

NDロードスターのタイヤ重量 (ganriki.net)

 以前、調べたことがあるので、記事にしました。
 父が6月に亡くなって以来、ちょっと私の調子が落ちたようです。バイクにも車にも乗りますが、仕事以外のことについて考え事をすることが減ったように思います。そんな訳で更新頻度が落ちています。

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990S

 

 ロードスター990Sです。契約から納車まで4カ月前後というところです。

 ちょっと乗った印象としては
〇乗り心地がよい。いつもの荒れた路面で、96年型Sだとタイヤ・ホイールがドタバタしていましたが、990Sではドタバタ感が非常に少ない。
〇いつもの見通しのよいT字路で車体後内側が浮く感覚が96年型Sより弱い。
〇ブレーキのタッチがよい。ただ、96年型Sは最近の印象が残っているので、新車だったらどうなのか私には分りません。
〇いつもの坂道を6速で登ると、96年型Sでは5速へシフトすることが促されるが、990Sではそんなことはない。エンジン低回転のトルクが改善されているような印象で、平地60km/h・6速(1500rpm)からの加速も力強く感じる。

 エンジンについていうなら990Sのエンジン制御も見直されているとのことですが、数年前のマイナーチェンジで最高出力が131→132PSになったときのエンジン改良の効果かもしれませんね。

 試乗もせずに購入しましたが満足しています。

ロードスター(ND)の車台番号打刻

は運転席の床、フロアマットをめくったところの長方形の蓋を外せば見えます。

 上の画像で切り取った部分は4桁の数字です。

マツダのリコール・サービスキャンペーン等情報からすると、NDロードスターの車台番号は1×××××から始まっていて、各グレードを区別する番号付与基準はないようですね。
ロードスターのリコール・サービスキャンペーン対象車体番号の例です。
DBA-ND5RC
ND5RC-102908~ND5RC-104236
平成27年5月26日~平成27年7月6日

DBA-ND5RC
ND5RC-100066~ND5RC-116802
平成27年3月5日~平成29年10月30日 

DBA-ND5RC
ND5RC-200009~ND5RC-201789
平成29年11月1日~平成30年5月31日

5BA-ND5RC
ND5RC-300005~ND5RC-301747
平成30年6月5日~平成30年12月19日

DBA-ND5RC
ND5RC-100066~ND5RC-115343
平成27年3月5日~平成29年4月12日

DBA-NDERC
NDERC-100018~NDERC-103275
平成28年10月25日~平成29年4月13日

DBA-ND5RC
ND5RC-100077~ND5RC-106715
平成27年3月5日~平成27年9月16日


車検証に記載された車両重量(3月29日追記)

 990SがSより軽量化しているはずなのに車検証の重量が「990kg」で変わらないことについて、ネット上の記事では「10㎏未満は四捨五入」派、「5kg未満は切り捨て」派の記事があります。

四捨五入派の例
軽さは正義!! 話題のマツダ ロードスター「990S」に初試乗!! - 自動車情報誌「ベストカー」 (bestcarweb.jp)

マツダ「ロードスター 990S」は軽快感が超楽しい! 極限まで軽くした“990kg”の車重の秘密とは?(くるまのニュース) - Yahoo!ニュース

【マツダ ロードスター 新型試乗】新技術「KPC」の威力抜群!「990S」&新旧比較…中村孝仁 | レスポンス(Response.jp)

マツダが「ロードスター」の「990S」を初公開! 本質的価値の「軽さ」を追求 (msn.com)

5㎏未満(以下)は切り捨ての例
奇跡の軽量ボディ「990S」はロードスターの楽しさをてんこ盛りにした“究極のND型”である|【徹底検証】2022年新型車種ー試乗レポート【MOTA】 (autoc-one.jp)

『クルマは最高のトモダチ』ロードスターの神髄、ここにありッ!…山田弘樹連載コラム | ロードスター - 山田弘樹 (headtopics.com)
「主要諸元上だと5kg以下は切り捨てとのこと。たとえば994.9kgでも、990.0kgでも、990kgと記載する。だから表記上は同じ重量なのだそうです。」

 (3月29日追記。ニューモデルマガジンX 2022年5月号は「5㎏きざみ」派でした。)

 正解は「四捨五入」です。ですから、表記上990kgになるのは985.0~994.9kgの範囲です。

 自動車型式認証実施要領00006372.pdf (mlit.go.jp)では、メーカー等が提出する諸元表の記載要領の「附則5 自動車等の諸元表の記載要領」中、「第2 項目別記載要領」の「1-24 車両重量」では

「記入値は整数位までとし、二輪自動車(側車付二輪自動車を含む。)を除き、末尾を0に丸める。(末尾を0に丸める場合には、四捨五入による。以下同じ。)」(155頁)

となっています。車両総重量(車両重量+定員×55kg)は「1-28 車両総重量」で

「~記入値は整数位までとし、二輪車及び幼児専用車等を除き、末尾を0又は5に丸める」(158頁)

です。ですから、車両重量は10kg単位、車両総重量は5kg単位です。

 そして、最終的に「完成検車終了証」に記載される車体重量は「別紙2(第7関係)完成検査終了証の記載方法」(18頁)で次のようになっています。

(7) 「車両重量」
完成検査の際に測定した値と諸元表に記載されている車両重量との差が、別表の範囲内にあるときに限り、諸元表に記載されている値を記載すること。ただし、二輪自動車~」
(8) 「車両総重量」
上記(7)の車両重量(10㎏未満を切り捨てたもの)最大積載量及び55㎏に乗車定員を乗じて得た重量の総和を㎏単位により記載すること。

 一見すると諸元表の車体重量の値が「整数位までて末尾を0に丸める場合には四捨五入)になっているのに、(8)でわざわざ「10kg未満を切り捨てたもの」があるのは「完成検査の際に測定した値」が用いられる場合のためでしょう。

ロードスターSに対する990Sの軽量化(2)

JFRMCブログ ロードスターSに対する990Sの軽量化 (tou3.com)
で、私は990SのSに対する軽量化は3.9kgとしました。その記事で開発主査の「1タイヤあたり1キロの軽量化」証言(昨年10月)も紹介しましたした。

で、最新の動画(3月19日) の1hr42m50sあたりで


開発主査の斎藤さんは
「~レイズさんのホイールに換えました。それによって約0.8キロ軽量化できます。それと合わせて今回ブレンボのブレーキを装着しました。で、1(ひと)タイヤあたり1キロの軽量化できたんですね」と言ってますね。

 この「1タイヤあたり」が4輪平均なのか、前輪のみのことなのか・・・ 12月の正式発表後のメディアの記事では、軽量化の程度について「3.2㎏」、「3.2㎏より少ない」の二通りしか見ませんでしたが、やはり3.9kgが正解(4輪平均約1㎏軽量化)だと思うのですが・・・斎藤さんの言う「1タイヤあたり1キロ」は前輪だけのことなのでしょうか。



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