レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250213-OYT1T50199/
「長く民間水道として市民に給水された。その後、市北部の宅地開発などに伴い、市が水道事業を一本化し、1975年には同社から浄水場や水道管路などの水道施設を買収した。同社によると、移管時点での給水世帯は5740世帯、約2万4000人に上った。」
野田市の資料(リンク)でも1975年の浄水場買収について書かれています。
私は1971年3月まで野田市に住んでいましたが、1966年頃、父から「明日から水道料金がかかるから水を無駄に使うな」と言われ、それまで「水はタダ」と思っていましたから大変驚いたことを覚えています。20年程前、父にこのことを話すと「市内はキッコーマンが無料で給水していたが、その時に市に移管されたんだ」という返事でした。
私と父の記憶が正しいなら次のことが考えられます。
まず、水道料金を徴収する根拠は? という疑問があります。キッコーマンと市民の関係なら、契約を交わす必要があるでしょうが、そんなことをキッコーマンがするとは思えません。
おそらく浄水場、主要管路はキッコーマン管理のまま、その枝管路を市に移管したのではないかと思います。つまり市はキッコーマンから水を買い、市が市民に水を給水し、市は条例に基づき料金を徴収する形になったのではないかと。
そうすると、「1975年」は浄水場、主要管路を含めた水道事業全体が市に移管された年ということになります。
私の水道料金の記憶が間違っている可能性もありますが、水道をキッコーマンが整備したことは野田市がキッコーマンの町だったことを物語ります。
水道以外に、図書館もキッコーマン関係の財団法人が設置しており、私のいた頃、入館料は1円だった記憶です。先日、姉と会った時に図書館の話になり、姉も「1円」と記憶していました。この図書館は1979年に市に移管され、1998年に移転しましたが、「興風図書館」の名称は今も変わりません。
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