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レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

1978年鈴鹿8時間耐久レースに出場したKR350(4) シフトパターン

 1978年鈴鹿8時間耐久レースの後、雑誌の特集記事のために取材に供されたKR350。


 シフトペダルを踏みこむとシフトシャフトは時計回り(右回り)します。記事では鈴鹿での清原選手の走行写真もあり、このマシンのシフトパターンは清原仕様でしょう。

 1978年筑波フェスティバルでの清原とカワサキKR350。


 これもシフトペダルを踏みこむとシフトシャフトは時計廻り(右回り)します。

 おそらく、清原選手は市販車(の試作車)のテストライダー経験が長かったため、1ダウン5アップのシフトパターンを好んだでしょう。ですから、上写真のシフトシャフトの動きは1ダウン5アップと思われます。


 一方、1978年8耐でのKR350。



もう1台。


 どちらもシフトペダルを踏みこむとシフトシャフトが反時計回り(左回り)しますので、1アップ5ダウン(いわゆるレーサーパターン)になります。


 清原選手がこのパターンを積極的に選ぶとは考えにくく、清原選手と組んだ和田選手が1アップ5ダウンを好んだのでしょう。8時間で撮影されたマシンはいずれも和田仕様のパターンということになります 。


 ペダルの上下どちらにもシフトロッドを装着できるので、ピットイン毎にパターンを変更することも可能ですが、他の写真からすると、清原選手は和田選手に合わせ1アップ5ダウンにしていました。


 

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