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JFRMCブログ

レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

オランダに現存するフーゲンホルツ案のコース図

https://www.takahikonakajima.com/letter_Ron462.html にフーゲンホルツ子息の手紙(日本語訳)があり、そこに次のように書かれていました。

「父は鈴鹿での仕事に対し、多額のお金を受け取りました。もし父が設計者でないなら、ホンダはなぜそんなことをしたのでしょうか~オランダの国立自動車博物館に収蔵されている鈴鹿サーキットのオリジナル設計図面には父の署名が入っていたはずです」(フーゲンホルツ子息の手紙)


 これに対して私は
https://jfrmc.ganriki.net/zakkan/suzuka/suzuka.htm

で、

「文献1の表紙のコース図61nYpzgLDRL._SL1222_.jpg (1000×1222) (media-amazon.com)または1-図3のフーゲンホルツ案であり、最終案とは異なるものと思われる。」

としていましたが、最近、この図がオランダのTV局の取材に供されたことが中島氏のXに書かれていました。

https://x.com/takahiko_nkjm/status/1907741594968797357


 S字コーナーが最終案と明らかに異なるので、この図は最終案でありません。西ストレート終りのコーナー等々からすると明らかにフーゲンホルツ案です。

 という訳で、https://jfrmc.ganriki.net/zakkan/suzuka/suzuka.htm 

にも加筆しました。
 
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EVアンチは「自動車を語る資格なし」

「また、EV製造時の環境負荷が高いといわれる理由は、モーターやバッテリーなどの電動走行部分にある。しかし、EVはエンジン車に比べて部品点数が約1万点減少しており、全体的に見ると環境負荷は低い。独フォルクスワーゲンの試算によれば、車の製造から廃車までに排出されるCO2量を1kmあたりに換算すると、ガソリン車の平均140gに対し、EVは119gとなっている。
 どんな車でも環境負荷は避けられないが、EVは走行時のCO2排出がゼロで、その他の条件でも有利な点が多いことは確かだ。」

(出典は「EVアンチは「自動車を語る資格なし」 元自動車エンジニア&エンジン愛好家の私がそう思うワケ」)

 たいていの計算には、その前提条件があります。この記事、大事なことが書かれていません。

〇車の製造から廃車まで、とありますが、何km走行するのか?
〇使用する電力はどんなものか? 電力の種類によりCO2排出量が変わるのではないか?


です。

 こちらの記事では

https://www.caranddriver.co.jp/business_technology/2396/


それらがかなり書かれています。EVであれば無条件で環境負荷が小さいのではないです。

 私に言わせれば、「公表資料の一部だけを切り取り、その前提条件すら示さない「元自動車エンジニアは自動車を語る資格なし」です。


ターボ癌?

https://x.com/Calcijp/status/1907257835106562093


ターボスーパーチャージャー → ターボチャージャー → ターボ

ターボ→速い という理解の医師がいるようですね。

 turboの語源に近い他のエンジン用語では

turbulence
turbine


 生物関係では

サザエ Turbo sazae
ナンカイサザエ Turbo cornutus 

 ここまで書けば、turboの本来の意味が何となく分ると思います。ターボチャージャーを「カタツムリ」というのは言いえて妙だと思います。





鈴鹿サーキットの130Rは150Rだった?

https://jfrmc.ganriki.net/zakkan/suzuka/suzuka.htm


の最後に次の内容を追加しました。
・・・・・・・・・
 1962年完成当時、西ストレート終わりの左コーナーは「150R」だった。下は1963年日本GP(2輪)を伝える雑誌に掲載されたコース図で、「150R」と書かれている。なお、1962年版も「150R」と書かれているが、1963年版の方が文字が大きいので、こちらを載せた。

 下はライディング1969-4(MFJ)に掲載された図で「130R」と書かれており、130Rに見直しされている。


 ネット上にはコース改修によって150Rから130Rになったという記述もあるが、それを裏付ける当時の資料が見当たらない。

 130R-最終コーナー間直線と西ストレートが120度で交わる(ライダーは西ストレート終わりで左に60度曲がる)とすると、コーナーの半径が150mから130mになると
円弧部分:20.94m短縮
直線部分:23.04m延長
差引:2.15m延長
 
になる。
 1962年当時、コース距離は6004mとされており、1983年、最終コーナーにシケインが設けられるまで変わらなかった(6004.15mとされることもあった)ことから、「150R」は誤記の可能性がある。

トルピード・バット(追記あり)


https://x.com/rockfish31/status/1906712481839648983


 製鉄所にはトーピードカーなんていうものもあります。

日本製鉄の説明

「トーピードカーとは、高炉で出銑された溶けた鉄 (溶銑)を、不純物を取り除いて鋼 (溶鋼)をつくる製鋼工場へと運ぶ特殊貨車です。ラグビーボールのようなな形をしていますが、魚雷にも似ているため、トーピードカーと名付けられました。」
https://www.nipponsteel.com/company/publications/quarterly-nssmc/pdf/2018_22_26_31.pdf

 JFEスチールや神戸製鋼所でもトーピードカーと称しています

 NHKは辞書を引く、検索ということを知らないようですね。

 これは海上自衛隊のトーピードカー?


  それにしても、あの形のバットがTorpedoと表現されるのが不思議です。魚雷の形からすると、普通のバットがTorpedoのように思います。



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