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レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。

オクタン価

https://x.com/naga_888888/status/1928706195772031355

「大戦時の日本の航空燃料のオクタン価はMONなの 87オクタン言うてもスタンドのレギュラーよりオクタン価低い訳じゃ無いの 直接変換は出来んのだけどMON87でRON92~95に相当するの」

 これは第二次世界大戦中の航空機用ガソリン(有鉛)についての話ですので、これが現在の自動車用プレミアムガソリン(無鉛)のオクタン価に当てはまるわけではないのですが、自動車用プレミアムガソリンのオクタン価は
 

リサーチ法 99.5前後
モーター法 87~87.5程度

です。

リサーチ法についてはこちら。
https://jfrmc.ganriki.net/nd/octane.htm

モーター法についてはデータが少ないですが

https://www.jmpsa.or.jp/prg_img2/pdf/pdf2011031415492446409100.pdf
超希薄条件で運転する高圧縮比火花点火機関の ノックへ影響を及ぼす燃料の着火特性に関する研究

 MFJロードレース国内競技規則※では
「リサーチオクタン価が102.0(RON)、モーターオクタン価が90.0(MON)以下」で「大会特別規則(全日本ロードレース特別規則等)によりガソリンの銘柄および供給方法が指定される場合、それに従わなくてはならない」

とされています。例えばこちらの特別規則
https://autopolis.jp/spa/wp-content/uploads/2019/02/f4bc8606b034ff29bcd84c81ac106af3.pdf

では

②競技に使用できるガソリン
 競技用ガソリンとは一般公道用市販車に使用するための通常のガソリンスタンドにて購入できるもの、或いはMFJ公認サーキットのガソリンスタンドにて購入できるガソリンとする。
③競技用ガソリンは下記MFJの定める仕様以内(無鉛ガソリン)に制限される。
 鉛の含有量は0.013g/l以下であること。リサーチオクタン価が100.0(RON)、モーターオクタン価が89.0(MON)以下であること。密度は15℃において0.725g/ml~0.780g/mlであること。
  
となっています。②の規定は一般のガソリンスタンドで購入できるものに限るということですので、プレミアムガソリンが想定されています。
 前述のようにプレミアムガソリンのRONは99.5程度で100に近いのですが、このMONが89以下になります。ですから、この特別規則からも、MON87のプレミアムガソリンのRONが92~95より大きくなります。

 繰り返しになりますが、冒頭で紹介した記事は第二次世界大戦中の航空機用ガソリン(有鉛)についての話ですので、これが現在の自動車用プレミアムガソリン(無鉛)のオクタン価に当てはまるわけではありません。


※2019年の国内競技規則も同じ規程です。
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スズキのローターリー発電機

https://x.com/h_takurou613/status/1927140291254829161

SG-1300 D

という名称等々からすると、市販直前に計画停止したようですね。

 スズキは1970年代に小型汎用ロータリーエンジンを研究していましたが、その延長線上にあったのでしょうか?
http://iom1960.com/gs-kaihatu/hanyou-re-engine.html

美保基地航空祭

に泊りで行く予定でしたが、航空祭が中止になったので、妻とその周辺を観光しました。宿をキャンセルしてもよかったのですが、折角ですので。

写真は米子空港ターミナルから撮影した海上保安庁のDHC-8-300。


 これは一畑電車の一畑口駅のスイッチバックの線路。

マフラー(消音器)のグラスウール

https://x.com/Forbidden_mado_/status/1925079667188629988

 グラスウールが抜ける→消音器内の瞬間圧力が高まる→消音器の破損

ということのようです。4ストローク一般市販車の排気消音器にグラスウールが使用されている例があるかどうか知りませんが、4ストロークエンジンのように排気温度が高く、瞬間圧力が高いエンジンの消音器にグラスウールを用いると、グラスウールの劣化が激しく、消音機能を維持できないように思います。

 それにしても、消音器本体が破損とは、と思いましたが、この製品、一般公道使用禁止ですね。

https://www.beet.co.jp/other/parts.html

 ですから、グラスウールの頻繁な交換が前提の製品です。

二輪車用チェーンの国内トップメーカー大同工業が椿本チエインの完全子会社に

https://news.yahoo.co.jp/articles/aba7aff454215ee5a2b4eba9cd16f9959d3ef3ed

 現在、椿本チェインは二輪車用チェーンを製造していないようですが、1970年代後半には片山敬済選手のチームスポンサーになっていましたし、バイク雑誌に二輪車用チェーンの広告が掲載されていました。

 これは1978年オランダGP350㏄での片山。
http://highsider.com/textlager/japan_textlager/Katayama_78_06.htm

 マシンは1979年型ヤマハTZ350プロトタイプをベースにしたものと思われます。


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