標題の雑誌を入手しました。
結論からいいますと、非常によくできています。
ケビン・シュワンツのRGV-Γが主題ですが、当時の貴重な写真が満載されています。現存するマシンの写真がないことに不満を持たれる方もおられると思いますが、現存するマシンが現役当時と異なっていることが少なくなく、それを前提にした解説がないならば、現役当時の拡大写真を掲載した方がよいと考えています。
記述もよくまとまっています。細かいところで気になる記述はありますが、おいおいチェックしていきます。なお、ボア・ストロークですが、スズキの某氏が作成したリストとは異なるものがありますので、今後、確認したいと思います。
ところで私がシュワンツの走りを最後に見たのは1995年日本GPです。レース前の豪雨でレース中止が懸念されましたが、小雨になりレースは無事に行われました。シュワンツはシーズン前に1995年限りの引退を表明しており、1995年日本GPゴール後1周するシュワンツに感謝の言葉を念じたのを思い出します。この時、一つの時代が終わったのです。
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