続きとして、アイドリングストップ仕様車について書きました。
http://jfrmc.ganriki.net/nd/jc08/jc08-2.htm
実際、駅前、渋滞等で数秒~十数秒毎にアイドリングストップしている車を見ていると、「なんと無駄なことを・・・」と思います。
また、アイドリングストップ仕様車と標準車の価格差を8万円とすると、私の走行距離ではとても元が取れませんし、逆に燃料節約で元をとるだけ距離を稼げば、バッテリー交換頻度が高まります。そしてそのバッテリー自体も高価です。
それよりも、運転者自ら信号、渋滞等の状況を見極め、自主的にアイドリングストップする方がより効果的です。誰でもできる訳ではありませんが・・・私の「自主アイドリングストップ」は、もう30年以上になります。
なお、
http://jfrmc.ganriki.net/nd/jc08/jc08.htm
に、必要エンジントルクに関する留意点、「回転数上昇に必要なトルクがある」ことを加筆しています。
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http://jfrmc.ganriki.net/nd/jc08/jc08.htm
に書きました。あとアイドリングストップ、ハイブリッドについても少し書く予定です。
こんないい加減な「燃費」で税金まで決められるのは何かおかしいと思います。
最近話題になった燃費測定に用いられるJC08モード。
時間と速度の関係はよくネットでも見ることができますが、手動変速車は速度毎に使用するギアが決められています。で、NDロードスター(6MT)の場合の回転数を計算してみました。
横軸は秒、左縦軸は速度(黒線)、右縦軸は段数(青棒グラフ)、赤線が回転数で、最高回転数は3135rpmで、3000rpmを越えるのは1秒だけです。回転数の目盛はまだ記入していません。
作業途中なので見にくいですね。分りにくいですが、6速に入るのは終わりの方で、6速で走っている時も、大部分が減速時です。
そんなこんなで、JC08モード等の問題点について記事を書くつもりです。
早朝出発し340kmあまり走行し、満タン燃費25.3km/l、燃費計25.0km/lでした。
http://jfrmc.ganriki.net/nd/ndfc/fc-nd-s.htm
5月に郊外走行で満タン燃費29.2km/lだったことがありましたが、燃費計で26.7km\lだったことや、その次の満タン燃費等からすると、満タンになっておらず、真の満タン燃費は29.2→26.5km/l程度だったようです。
今回は急坂峠道も通ったうえでの数字ですから、NDロードスターは郊外で(郊外といってもいろいろありますが)、出す気になれば25.0km/l以上をコンスタントに出せるようです。郊外に限ってみれば、Vitz1.0Fより燃費がいいようです。
一方、高速道路の燃費は雑誌等で書かれている数字とほぼ同じでした。燃費は郊外>高速です。Vitz1.0Fでは燃費は郊外≒高速ですので、その違いはどこから来るのか考えるのもいいかもしれません。
http://www.sankei.com/premium/news/160518/prm1605180007-n2.html
「『惰行法』で測定した際の誤差の範囲は『10%』といわれております。(スズキが行った試験の測定値は)十分、その範囲に入っていると私共は考えておりますが、最終的には、報告差し上げたことを国交省さまが判断すると考えており~」「いま生産している車と、社内にある車で検証していますが…。あまり数値を言うと…~(誤差は)5%までいっていません。その範囲内に入っています」
JC08モードの燃費が3桁まで表示されていますが、
http://www.suzuki.co.jp/car/alto/ の37.0km/の「7」もいい加減ということをスズキが言っているようです。こんな数字で税額も決まるというわけです。
そもそもJC08モード測定法そのものに問題があるのですが、開き直られると困ってしまいますね。国土交通省も舐められたものです。まあ、三菱自動車にも舐められていたのですから・・・
ところで、二輪車も同じテストコース(おそらく竜洋テストコース)で燃費を測定しているのではないでしょうか。