レーシングマシンについての記事は「その他」にもあります。
[
1]
[
2]
[
3]
[
4]
[
5]
[
6]
[
7]
[
8]
[
9]
[
10]
[
11]
素晴らしい。これ以上の言葉は不要。
浅間~1960年代GP
モトクロス
ロードレース1970年代~1983
でTZ250の整備が始まっています。
https://www.facebook.com/YamahaCommunicationPlaza/posts/3437062389740739
モノクロスサスペンション、フレーム形状、フェアング形状・・・からTZ250C/D/E(76/77/78年型)と分ります。TZ250Ⅱと呼ばれることもあります。
以前に見たときにメモしたエンジン番号からするとC型(76年)ということになりますが、フレーム番号は確認できませんでした。サイレンサー付が標準になったのはD型からですので、排気管はD/E仕様です。シリンダーの部品番号はメモしませんでしたが、CとDでは部品番号が異なるはずです。Eではどうなのか知りません。
TZ250は1979年に大きくモデルチェンジします。国内250㏄クラスは(当時)ノービス、ジュニアクラス専用で、1979年にノービス250㏄チャンピオンになった斉藤光雄選手が乗ったTZ250も78年以前のものでした。斉藤選手は1980年にジュニアに昇格しましたが、引き続き旧型マシンで奮闘した記憶です。
18日前にコミュニケーションプラザのFACEBOOKで正体が明かされています。
https://www.facebook.com/YamahaCommunicationPlaza/posts/3234670146646632
元技術者の山岡氏のコメントにあるように、エンジンは1983年の0W67ではなく1982年の0W62のエンジンがベースです。
この機種記号についてですが、ヤマハの1982年のロータリーディスクバルブ125㏄モトクロッサーをOW62Bと表記している1982年のバイク雑誌もありました。
当時は、「0W」ではなく「OW」と表記するのが普通でした。
このマシンのフレーム打刻は当時のヤマハの他のマシンの打刻からすると「0W62-B-2××」だと思われます。Bは車体を指し、次の2が年式、××が続き番号です。おそらく雑誌記者が打刻を見て、このマシンを0W62Bだと考えたのではないでしょうか。
ただ、この雑誌記事はパワーバルブの作動方式が変わった新型マシンについてのものです。同じ機種記号であっても、新型について(エンジン/フレーム打刻には反映しなくとも)便宜的に機種記号の数字の次にアルファベットを付記して呼称することがあるので、雑誌記者の質問に対しヤマハ関係者が雑誌記者に機種記号を「0W62B」と答えた可能性もあります。
※新型について機種記号の数字の次にアルファベットを付記した例
0W35K:パワーバルブ無装着に対するパワーバルブ装着型
0W48R:4気筒前方排気に対する2気筒前方排気・2気筒後方排気型
ヤマハ1982年型125㏄モトクロッサーエンジン。写りが悪いですが、ロータリーディスクバルブが収まる部分が分るでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=qmRVzl1oaSA
コメント欄にあるように、1960年ではなく1966年のマン島TTで、レース中の映像もあります。
撮影したFreddie Hawken は元TTライダーということですが、その成績は次のとおりです。
https://www.imuseum.im/search/collections/people/mnh-agent-1276479.html
個人が撮影したフィルムがこういう形で公になる時代の幸せを感じる映像です。