出力表示は
kW あるいはPS、HPが用いられます。
PSはドイツ語pferdestärkeの略で日本ではメートル法馬力の記号として用いられます。
HPは英語horsepowerの略です。ややこしいのは英語の代表国イギリス、アメリカはメートル法ではなくヤード・ポンドが幅を利かせていることです。
で、
1ヤード・ポンド馬力(550フット・ポンド/秒)=1.014メートル法馬力(75kgf・m/秒)
になります。馬力に2種類あることを知らない方が少なくないので、イギリス、アメリカでのHP表記をそのままPSに書き換えている場合もあるようです。
ロードスター1.5リッターの馬力表記も
日本 96kW 131PS
ドイツ 96kW 131PS
フランス 96kW 131ch
イギリス 96kW 129bhp または131ps
と129と131の2種類あるのもそのためです。
日本では(現在は)kWが基本でPSを用いることも認められています。雑誌等では馬力の単位がなぜかイギリスに倣ってpsがよく用いられているようです。キロワットもkwと表記されることが少なくありません。
参考 bhpはbrake horse power です。堂々とbritish horse power と書いた工学部出身の自動車評論家がいたような記憶です。
PR
ヤマハの安川力氏の自伝が公開(連載中)されています。
https://global.yamaha-motor.com/jp/profile/technology/daysgoneby/#new
原書はコミュニケーションプラザのライブラリーにあります。
「生い立ち~三菱重工」あたりは省略され、ヤマハに入社した頃から始まっています。
トヨタ2000GTプロジェクトの前に関係があった某社や車のデザイナーの某氏の名前は書いてありませんが、当時の経緯をある程度知っている人なら分りますね。
このような貴重な資料をネットで公開されたことに感謝します。
こちらの記事
http://harukaze.tokyo/2017/06/28/baniraair/
を読んで・・・
基本的に飛行機はリスクの高い乗り物で、そのリスクを軽減するために多くの措置が講じられています。
障害者が搭乗するのであれば、障害者がどの座席に座らせるのか、そして非常時にその介助を誰がするのか、乗客全員を守るためにはどうしたらよいか・・・その最終権限と責任は機長にあります。
このことを忘れて「可哀そう」だけで報道するマスゴミはいつものことですが、あっさり謝罪したバニラエアにはがっかりです。これだけでバニラエアを選択肢から外したくなります。